こんな悩みを解決できる記事になっています!
これから解説する『どうしても仕事に行きたくないときの対処法』を読んで少しずつ実践していけば、あなたの心が少し楽になると思います。
「仕事に行きたくないけど、辞められないし…」というあなたの疑問を解決することができますよ。
記事前半では「教員が仕事に行きたくない理由」を、後半では「仕事に行きたくないときに考えるべきこと」をかなり具体的に解説します。
勤続10年元小学校教師である私の体験談も詳しくお話しますので、じっくり読み込んでくださいね!
かつての私も同じ状況で苦しんでいたからです。
そのため、本記事では「仕事がどうしても嫌になったら、信頼できる先輩教員に相談しましょう。」などと、ぬるい助言をするつもりはありません。
教員という仕事に追いつめられていた過去の自分が、信頼できる先輩教員に相談しても何も解決しなかったからです。
本記事の内容は、現実的ではないと感じる人もいるかも知れませんが、「実際に私が教員から自由になった方法」をすべてお伝えするつもりです。
少し長くなりますが、最後までお付き合いください。
ほとんどの教員が「仕事に行きたくない」と思っている
行きたくないと思う要素が多すぎるからです。
- ブラック環境
- 対人ストレス
- 指導上の問題
- 保護者対応
あげたらキリがありません。
私はもう教員を辞めましたが、現職のころ、同僚と休日ランチに行くと、
必ず「仕事辞めたい…こんなの絶対おかしい」と言う話題になっていました。
辞めた後も彼らと定期的に会いますが、やはり同じことを言っています。
だから、あなたが
仕事行きたくない…
せっかく教員になれたのに…
甘えかな…
と思っていたとしても、大丈夫。
大ベテランでも行きたくないと思っていますよ。
教員が仕事に行きたくない理由
仕事が多すぎる
教員の仕事量は異常です。
- 普段の授業
- 児童対応
- 保護者対応
- 校務分掌
- 学級事務
- 行事準備
- 放課後の見回り
- 何に役立つのか分からないアンケート
- 研修
- 授業参観
- 実行委員指導
もっとあります。あげたらキリがありません。
私は教員から民間企業の人事部に転職しましたが、今の私の仕事は
- 学生や候補者とのやり取り(日程調整など)
- 面接当日の対応
- 会社説明会
- 選考フローの管理
- セミナーの企画・運営
以上。
分業制なので、他の仕事は他の人がやっています。
自分の担当の仕事だけしっかりやればいいので、とても気が楽です。
教員は一人で全部やらなければいけません。
だからしんどいし、ミスが起こりやすくなります。
教員の仕事量は、どう考えても多すぎるのです。
労働環境が圧倒的にブラック
教員の労働環境は、日本でもトップクラスのブラック環境です。
- やってもやっても終わらない仕事
- さらに増える仕事
- 朝早くから夜遅くまで
- 休憩なし
- トイレにも行けない
- 施設が汚い
- 人間関係が難しい
- 心を壊す人が多い
今どきこんなブラック環境ありません!
Xにも、教員の悲痛な叫びが…
人間関係で悩むことが多すぎる
教員は人間関係でいつも気を張っています。
子どもとの関係はもちろん、保護者、同僚、管理職、地域の人、外部コーチ。
だから1日終わったらぐったり。
気疲れがすごいんです。
しかも、子どもや保護者との関係がこじれたら、その1年間は地獄ですよ。
そうならないために、細心の注意をはらって対応します。
意外と職場の人間関係も難しく、こだわりのある先生のご機嫌を損ねると事後処理にかなり苦戦します…
教員は八歩美人にならないとつとまりません!
自己犠牲が当たり前
「子どものため」という魔法の言葉のもと、どんどん仕事が増え我慢しなければならないことがたくさん起こります。
教員は子どものため、本当にがんばっていると思います。
自分の時間を犠牲にして、嫌なこと言われても我慢して…
そのわりには子どもって「やってもらって当たり前」と思っています。
私が教員だったころ、自作のプリントの裏に子どもが下品な落書きをしてめちゃくちゃ指導したことがありました。
よかれと思ってやっているのに、割に合わないなあと思うこと、ありますよね。
おれは、引き合わないなあ。
これだけの条件がそろっていれば、仕事に行きたくないと思うのは、むしろ正常だと思えますよね。
教員も、感情をもった人間だからです。
働きやすい環境の中で、やりがいを感じ、感謝されながら働きたいんです。
転職した今は、一つの仕事を終えると、みんなに大げさに喜んでもらえて、超ハッピーに働けています。
今、仕事辞めたいなんて1ミリも思いません。
これがすべての答えなのではないでしょうか。
教員が仕事に行きたくないときの対処法6選
どうしても仕事に行きたくないときの対処法を6つご紹介します。
- 授業が終わったら帰る
- 一日だけ休む
- 転職活動を始める
- 副業や投資をしてお金を増やす
- きっぱり辞める
- 高収入の人と結婚して仕事を辞める
授業が終わったら帰る
仕事を休めないあなたにおすすめなのは、授業が終わったら早退するという方法です。
子どもが帰ったあとなら、自分が不在で他の先生に迷惑をかけることがないからです。
自分が休んだら他の先生に迷惑がかかることを気にして、休みたくても無理に出勤することもあるでしょう。
しかし、授業後なら誰にも迷惑かかりません。
早退理由は、
- 病院に行く
- 少し体調が悪い
- 役所や郵便局に行く
など、ちょっとした内容で十分です。
上記の理由は、私が早退理由として実際に使ったものです。
早退したら、コンビニでおいしいものを買って、Netflix観ながら自分の時間を楽しんでください。
すごく幸せな気分になれますよ。
心のリフレッシュを定期的に行うため、授業後の早退はかなりおすすめです!
一日だけ休む
どうしても行きたくないとき、一番有効な方法だからです。
責任感の強い先生ほど、休むことに抵抗があると思います。
しかし、ここで休んでガス抜きをしないと、長期休職につながる可能性もあります。
ロイロノートを使えば自宅(スマホ)から子どもに自習計画を伝えられるし、子どもはあなたが思うよりたくましいです。
あなたがいなくても、自習計画を見て自分たちで考えて、がんばるはずです。
子どもたちも、先生に元気になってほしいはずです!
それに、子どもたちもたまには自習したいと思っています。
思い切って一日だけ休むことで、あなたにとっても子どもにとっても有意義な時間となるでしょう。
転職活動を始める
思い切って転職活動を始めることです。
転職活動をすることで、小学校教員でなくても収入を得て社会のために働く方法はいくらでもあると気付けるからです。
実際に私も複数の転職サイトに登録しました。
具体的な会社名を出すと
リクルートエージェント、doda、エン転職、リクナビNEXT、ミドルの転職、Education Career、パーソルテンプスタッフ、ミイダス
とは言っても全てを使いこなしていたわけではなく、私の場合は主にリクルートエージェントとdodaを使って転職活動を行い、その他のサイトは情報収集用や、dodaにない求人を探すために使っていました。
たいていは無料で使えるので、複数登録しておいて損はないですよ。
上記の転職サイトは、幅広い職種の情報を一気に確認できるものですが、なりたい職種が決まっている人は、特化型転職サイトを使うのもおすすめです。
例えば、
IT系に転職したい。
事務職がいい。
などですね。
特化型転職サイトのおすすめをいくつかご紹介します!
事務職への転職
Backup Carrerは、事務職に転職したい人向けの転職サポートをしてくれるサービスです。
事務職の中でも「一般事務」の求人に強く、多くの求人情報を調べられます。
「仕事適性診断」も受けられて、 適性に合わせて事務系以外の職種も紹介してもらえるので、事務職を中心に、広く情報収集したい人におすすめです。
IT職への転職
ウズカレIT
完全無料で、就職サポートだけではなくIT学習のサポートも受けられるんです!
ウズカレIT経由で転職した人の、次の職場での定着率は97%以上!
企業ごとにカスタマイズされた面接対策を無制限にやってくれます。
さらに、入社した人の生の声をもとに入社後の働き方や満足度も知らせてくれるので、入社後のイメージもしやすいのがうれしいですね。
ITスキルを身につけて転職したい人は、ウズカレITの無料相談で話を聞いてみてくださいね!
スクール付き転職サイト
さらに、転職に向けたスキルアップのためのスクール付き転職サイトもあるのです!
プログラミングスクールに通うには30~50万円ほど必要ですが、スクール付き転職サイトなら、受講料のキャッシュバック制度のあるものもあります。
格安でスクールに通えて、さらに転職支援もしてもらえる、かなりオイシイ状態に。
DMM WEBCAMPは、未経験からITエンジニア転職を求めている方へおすすめな転職サイトです。
経済産業省の認定講座で、条件を満たすと受講料の最大70%を教育訓練給付金として支給されるコースもあります!
転職保証制度つきで、もし転職できなければ受講料を全額返金される場合もあるので、リスクを抑えて転職とスキル習得を目指したい人は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてくださいね!
キャリアコーチング
教員の仕事をずっと続けていくのは難しいけど、だからと言ってどんな仕事をしたらいいか分からない…
このように悩んでいる人は、キャリアコーチングを受けてみてください。
キャリアコーチングは
- 転職
- 副業
- フリーランス
- 起業
- 現職を続ける
などの選択肢の中からキャリアを選択するためのアドバイスをもらえるサービスです。
- 人事職に転職したい
- フリーランスになりたい
など目標が決まっている人であれば、転職サイトで人事職の求人を探したりフリーランス育成スクールに通ったりすればよいですが、
- キャリア自体を一度しっかり見つめ直したい
- 幅広い選択肢の中から自分に合うキャリアの判断軸を作りたい
ということであれば、キャリアコーチングが適しています。
POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)
- 初めて転職活動をする人
- 年収を上げたい人
- 20代のうちに理想のキャリアや働き⽅を築きたい人
に多く選ばれています。
閉ざされた環境で、キャリアアップの機会が限られている教員にとっては、選択肢が広がるだけでもかなり大きな前進!
教員にとって、転職は未知の領域ですよね。
POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)のトレーナーが、未知の領域に飛び込む不安にも寄り添ってくれますよ。
初回相談は無料なので、まずはざっくばらんに話してみてくださいね。
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副業や投資をしてお金を増やす
教員の給料以外の収入源をつくることをおすすめします。
もう仕事に行きたくない…
となったときにも、生きていけるようにするためです。
- 教員は給料がいいから
- 教員よりいい給料をもらえる仕事が見つからないから
このような理由で教員を辞められない場合、
教員から転職した私の月給
私は教員を10年勤めた後、民間企業に転職しましたが、月給はこのように変化しました。
- 教員 10年目:37万円
- 転職後1年目:28万円
確かに、教員よりいい給料を稼ぐのは大変です。
そこで、副業や投資がおすすめなのです。
私の場合、現在会社からの給与は30万円ほどですが、副業で10万円以上稼いでいるので、トータル収入は教員の頃と同じくらいです。
しかも、副業はスキルアップすれば高単価案件を受注できるようになるため、今後の収入はさらに増えていくでしょう。
お金の不安が原因で、行きたくもない仕事にいくのは、時間がもったいないです!
スキルがないから副業できない…
今は、オンライン講座でWebビジネスのスキルを身につけられる時代です。
Webマーケティング
Webマーケターとは、Web上で商品やサービス売ったりアピールしたりする仕事です。
現在、商品やサービスを売りたいと思っていても、売り方が分からない経営者の人がめちゃくちゃ多いんです。
そこで活躍するのがWebマーケター。戦略を立て、少ない広告費用でより多くの商品を売る仕事です。
Webマーケターの仕事は、クライアントの売り上げに直接的に貢献することから、 他の職種に比べ平均年収が高くなりますし、場所や時間にとらわれない自由度の高い仕事なので、かなり人気の職種です。
【マケステップ】は、SEOに特化した“超”実践型Webマーケティングスクールです。
SEOってなに?
Web上で、より多くの人に商品を知ってもらうための戦略のことです。
多くの人に知ってもらわないと商品は売れないわけですから、WebマーケティングとSEOはセットで習得しておくと鬼に金棒ですよ!
「ものを売る」スキルを身につければ、収入も一気に跳ね上がります。
誰かの会社の商品を売ることもできますし、自分で商品を作って売ることもできるようになるからです。
そうすれば、教員を辞めてWebマーケターとして独立してやっていく道も十分見えてきますよ。
どんな副業をするときにでも知ってて得する内容なので、まずは無料カウンセリングで話を聞いてみてくださいね!
きっぱり辞める
「きっぱり辞める」という選択肢も考えてみてください。
こちらの記事で、勤続10年の元小学校教員の私が、民間企業に転職して感じたことをまとめています。
ただ、教員を辞めることのデメリットも考えなければなりません。
メリット・デメリットを理解したうえで、後悔のない選択をしてください!
高収入の人と結婚して仕事を辞める
高収入の人と結婚すれば、教員を辞めることができます。
働かなくても生きていけるからです。
そんなの無理に決まってるじゃん!
と思ったあなたもちょっと待ってください。
今はマッチングアプリなどで、普段は縁がない人とも簡単に出会えるようになりました。
- とりあえず出会ってみたい
- 恋人が欲しい
- 一年以内に結婚したい
などの真剣度によっても違いますし
- 高収入の人出会いたい
- 公務員と出会いたい
- 大手企業勤務の人と出会いたい
など相手の職業やステータスを限定したマッチングアプリもあります。
教員(公務員)は婚活市場では大人気なので、相手を探すのはめちゃくちゃ簡単です。
ハイステータス特化アプリは、こちら側の登録にも審査が必要なのがデメリットですが、安心してください。
教員はハイステータスですよ!
教員(公務員)は、婚活市場ではハイステータスに分類されるので、審査も余裕で通ります。
なぜここまで詳しいかと言うと…
私自身、マッチングアプリを使って300人以上の人とやり取りをし、80人と実際に会った経験があるからです!
結婚に焦っていた時期があったのです…
このようなタイプのマッチングアプリを使えば、高収入の人と結婚して仕事を辞めることも可能です!
仕事に行きたくないときに考えるべきこと
先輩や同僚と比べても意味がない
周りの先生と比べて自信を無くしてしまっている先生は多いです。
でも、比べる必要は一切ないんですよ。
なぜなら、その人とあなたは、年齢も、性別も、性格も、担任しているクラスも、指導方針も、全てにおいて違うからです。
指導する人が違うのだから、クラスの性格が違って当たり前。比べようがないんです。
あの先生のクラスは落ち着いているのに、自分のクラスはいつもガヤガヤしているんです。
それはあなたの指導力がないのではなく、クラスの性格が違うだけなのです。
落ち着かないと感じていても、いいところも絶対あるはずです!
例えば、
- ドッジボール大会で負けなし
- 団結力がすごい
- どのクラスより大きい声で歌える
その一面を見て、周りの先生はうらやましいと思っているはずですよ。
授業においても
となりのクラスで算数の授業を見学したらすごかった!子どももノッてるし、流れるような授業だった!その反面自分は…
と自信喪失しても、安心してください。
別の日に、そのクラスの国語の授業のぞきに行ってみてください。ひどい授業してますよ(笑)
人に見せる授業と普段の授業は違うし、教科の得意不得意もあります。
だから、周りと比べて自分が劣っていると思う必要は全くないです。
その強みを活かして、子どもと誠実に向き合っていけばいいんですよ。
「行きたくない」と思うのは自然なこと
仕事に行きたくない自分を責めないでください。
教員が仕事に行きたくないと感じるのは自然なことだからです。
こちらの記事で詳しく解説しています。
自分を責めるのではなく、負担を減らした働き方や、教員以外の仕事を調べてみるなど、前向きに行動しましょう!
教員以外にも仕事の選択肢はたくさんある
教員はどうしても視野がせまくなりがちです。でも、世の中には数多くの仕事があります。
情報収集といっても何をしたらよいか分からない人もいるでしょう。
具体的には、転職サイト・転職エージェントに登録してみてください。
希望の条件を入れて検索すると、たくさんの仕事が出てきます。
はじめのうちは眺めるだけでもかまわないと思います。
こんな仕事あるんだ~と見るだけでも十分です。
大事なのは、教員以外にも自分に向いている仕事があると気付くことです。
希望の条件が浮かばない人は、適職診断を試してみるのもよいかも知れません。
適職診断とは、簡単な質問に直感で答えるだけでAIが性格診断をしてくれて、その人にあった仕事を紹介してくれるサービスです。
私の診断結果
CAREER INDEXの適職診断を受けてみました!
私は「企画・経営職」が向いているらしいです!教員関係ないですね(笑)
会員登録も必要ないし無料で使えるので、ぜひやってみてください!
他にも、マイナビ転職、リクナビNEXT、求人ボックスなどでも登録不要・無料で適職診断を受けられます。(リンクから適職診断のページにダイレクトでとべます!)
転職に向けた情報収集をすることで、教員以外の選択肢に気付けるし、新たな自分の可能性を発見できるかも知れませんよ!
行きたくないと思いながらも、10年教員を続けた筆者の体験談
ここで、私の体験談をお話しします。
私の経歴はこちらの記事からご確認ください。
私は、2013年度から2023年度までの10年間、公立小学校の教員として働きました。
それぞれの経験年数ごとに、感じていたことを話します。
1年目:初任、4年生の担任
クラスは落ち着かないし、保護者からも「若いから、新卒だから」という理由で好き放題言われました。
完全に私の実力不足ですが、学年主任や管理職は守ってくれませんでした。
それどころか、保護者と一緒に私を攻撃してくる始末。
今の価値観でいえば完全なパワハラです。
でも当時の私は自分に力がないから保護者にも管理職にもひどいことを言われて当たり前だと思っていました。
今考えると精神的におかしい状態ですよね。
なぜなら、辞めるという選択肢すら思いつかなかったからです。
一度始めたことは辞めてはならないものだと思っていました。
親に学費を出してもらって大学に行ったし、教員免許を取るための勉強も、採用試験対策も他の人より努力した自信があるります。
やっと先生になれた!という気持ちもあったんだと思います。
1年目の記憶はほとんどありません。
その日一日を乗り切るのに精一杯でした。
2年目:3年生の担任
1年目がひどい状態だったので、管理職が配慮してくれたのでしょう。
ここで、学級経営の猛勉強を始めます。
1年目がトラウマで、もう絶対に学級を崩したくない!と思ったからです。
学級経営の本を10冊以上読み、休日にはお金を払ってセミナーにも参加しました。
努力のおかげか子どものおかげか、2年目は大きなトラブルや対応もなく終わり、自分の仕事に少しだけ自信をもてるようになりました。
3〜6年目:中学年の担任
1年目で学級崩壊一歩手前。
2年目で学級経営の基礎を固める。
すると、3年目以降で仕事が楽しくなってきました。
学級経営がちゃんとできると、子どもも落ち着いて児童対応が少なくなります。
保護者からも、ある程度信頼してもらえるようになりました。
授業に集中することができ、子どもたちも毎日楽しそうで、それを見ているのが本当に幸せでした。
退勤は毎日19時前後でしたが、忙しいのは当たり前だと受け入れていたので苦痛には感じませんでした。
むしろたくさんの仕事を任せてもらえるくらい実力がついたのだと嬉しくも思ったものです。
今でも連絡を取り合うくらい仲良しの仲間もできて、その人たちと一緒に残業なら別にいいとさえ思っていました。
初めて後輩ができ、仕事を教えることもできました。
まさにキラキラ教員期。
異動までの数年間、この時期が一番幸せに働けていた気がします。
7〜10年目:高学年担任
7年目で初めて異動を経験しました。
初任校は「オラオラ系」。
子どもも保護者も好き嫌いがはっきり分かれ、よくも悪くもわかりやすい人が多い文化でした。
対して、異動先の学校は高級住宅街の中にあり、子どもも保護者も「お上品」。
楽でもあり大変でもありました。気を遣うポイントが違ったからです。
また、会議の頻度や打ち合わせのやり方も前任校と違い、結果、業務量は減りました。
7年目ということで大変な学年の担任や分掌を任されることになったのですが、自分自身の力が付いてきたし、自分なりのやり方を見つけ効率よく仕事ができるようになったおかげで、前任校に比べたら楽に思えました。
しかし、ここである落とし穴が…
こちらの記事で、仕事ができる教員は大変な仕事を任されやすいと解説しました。
実は私もこの負のループにハマってしまったのです。
私は別に優秀な教員ではありませんが、そこそこの経験年数があることと、「児童対応・保護者対応が結構できる」と校長の目にうつってしまったようで…
児童指導が多く、保護者対応要注意クラスの担任ばかりさせられました!しかも毎年高学年。
(自分のクラスと、保護者対応ほぼゼロのクラスを比べて)
同じ給料なのに、なんで私こんなに苦しまなきゃいけないの?おかしくない???
ここで初めて、辞めたい気持ちをはっきりと認識できたのです。
辞めたいと思ってもすぐに辞められるわけではありません。生活のためには教員を続けるしかないです。
しかしタイミングよく、次の変化が訪れました。
彼は「結婚しても、仕事を続けたいなら続けていい」と言ってくれましたが、正直辞められるなら辞めたかったんです。
さらに、引っ越し先は勤務地からかなり離れているため、毎日の通勤が難しくなりました。
私の10年間の教員生活は、仕事行きたくないと思いつつ、辞めるという選択肢を思いつかなかったために、ダラダラと続けてしまったとも言えます。
現在の私が当時の私を俯瞰して見たら、
もっと早く気づいて辞めればよかったのに!お金も次の仕事も、何とでもなるよ!
と言うでしょう。
ただ、転職して言えることは
ということです。
教員って、実はめちゃくちゃ重宝されるスキルをたくさんもっているんですよ!
そのおかげで今は本当に楽しく働けています。
教員が転職でアピールできる強みは、こちらの記事でまとめています。
学校に行きたくない教員のあなたへメッセージ
ほとんどの教員は学校に行きたくないと思っています。
そこでどのような選択をするかはあなた次第。
当時の私は仕事を辞める選択肢を思い浮かばなかったけど
今の私が、学校に行きたくない当時の自分へ選択肢を与えるとしたら、
- きっぱり辞める
- 転職活動を始める
- 転職の情報収集を始める
- 休職する(条件あり)
- 1日だけ休む
- 副業を始める
- 高収入の人と結婚する
などが考えられます。
あまり現実的でないものもありますが、選択肢として頭の片隅に留めておくだけでも十分です!
参考にしてみてくださいね。
まとめ
- ほとんどの教員が「仕事に行きたくない」と思っている
- 手遅れになる前に、対策を考えよう
- 教員を辞めても、幸せになる方法はたくさんある
自分のため、家族のために後悔のない選択をしてください。
XのDMやブログのお問い合わせページから無料相談も受け付けております。
一人で悩まず、ぜひ相談してくださいね。