【教員辞めたい初任者へ】辞めたいときの対処法と、最初の1年の乗り越え方

あや

こんな悩みを解決できる記事になっています!

これからご紹介する『初任だけど仕事を辞めたいときの対処法』を意識すれば、初任のあなたが受けるストレスを軽減させることができます!

初任なのに仕事を辞めたいあなたの不安を解消することができますよ。

記事前半では「初任者が辞めたくなる理由」を、後半では「最初の1年間を乗りこえる方法」をかなり具体的に解説します。

勤続10年の元小学校教師の私が実際に転職した体験談も赤裸々に語りますので、じっくり読み込んでくださいね!

教員の転職・副業応援団
目次

初任者でも辞めたい気持ちが出てくるのは普通なの?悪いこと?

初任で教員を辞めたいと思うことは普通です。決して悪いことではありません。

教員の労働環境は圧倒的にブラックだからです。

また、2年目以上の人も教員辞めたいと思っています。

私の初任研グループでは、20人中11人が初任のうちに教員を辞めました。

4月は20人いたのに、3月の初任者研修会場で集まったら同グループの人が9人まで減っていました。

あや

とんでもない世界に飛び込んでしまった…と思ったのを今でもよく覚えています。

実際に「辞める」という行動に移す人も半数以上いるくらいですから、ほぼ全員が「辞めたい」と思っています。

ごく自然なことなのです。

初任者が辞めたくなる理由

授業がうまくいかない

初任者の授業はほとんどの場合、うまくいきません。

理由は2つあります。

初任者の授業がうまくいかない理由
  • 授業準備の時間が全く取れないため
  • 初任は教科の知識しかもっていないため


初任に限らず、教員には授業準備や教材研究の時間はほとんどありません。


児童対応、保護者対応、校務分掌の仕事や雑務に追われて、本来の教員の仕事である授業に向き合う時間はほとんどとれない実情があります。


授業に必要なのは、教科の知識、授業力、子どもを引き付ける力など様々ですが、初任の教員は教科の知識しかもっていません。

いくら大学で模擬授業をしたとしても、実際目の前にいる子どもが相手だと通用しません。

また、見落とされがちなのは子どもを引き付ける力です。

学級担任として子どもと関わる中でだんだん身についていくものですので、最初から子どもを引き付ける授業をするのはかなり難しいです。

以上の2つの理由から、授業がうまくいかず、初任の先生が教員を辞めたいと思い悩むことが多いのです。

学級経営がうまくいかない

学級経営がうまくいかないもの初任者の悩みで多いものです。

学級経営には押さえておくポイントが多くあり、初任者はそれを知らないまま学級担任を任されることがほとんどだからです。

私の体験談

私も初任者のころ、「学級崩壊一歩手前」状態を経験しました。完全に自分の力量不足が原因でした。

学校はいつも人手不足のため、小学校では初任でもほぼ100%担任をもつことになります。

知識不足・力量不足の初任者が学級経営をがんばろうと思っても、うまくいかないのは当たり前です。

学級経営はとても難しく、担任のキャラクターも関わってくるので、一筋縄ではいきません。

そのことが、多くの初任者を苦しめているのです。

人間関係の悩みが多すぎる

教員は、人間関係で多くのストレスを感じていまいます。

気にするべき人間関係が多すぎるのです。子ども、保護者、同僚、地域の人…


特に子どもや保護者との関係がこじれたら、その1年は地獄ですよ…

なんとかいい関係を保つために、児童指導もかなり気を遣うし、保護者に報告するときも言葉を選んで誤解がないように心がけます。


経験を積むほどうまくなっていくものなので、経験の浅い初任はどうしてもミスをしてしまうことが多く、その結果子どもや保護者との関係がこじれてしまい、さらにストレスを感じることになってしまうのです。

教員は人を育てる仕事なので、その分人間関係のストレスが多く、初任者にとっては逃げ出したいほどつらい業務になってしまうのです。

勤務時間が長すぎる

教員の勤務時間は長すぎます。

定められた勤務時間はあってないようなもので、多くの教員は朝早くから夜遅くまで、放課後や休日も多くの仕事を強いられます。

強いられなくとも、終わらないのです。だからやるしかないのです。

しかも初任であれば、先輩が残っているのに先に帰るのも難しいでしょう。

私の体験談

私が初任のころは、7:30~20:00まで学校にいました。

もっと早くから来て、夜遅くまで残って仕事をしている人もいました。

勤務時間を守って仕事ををすることに対してルーズになっているのが学校という世界です。このことに疑問を抱く初任者は多いでしょう。

ずっと働きっぱなし

教員は、出勤してから退勤するまで、ずっと働きっぱなしです。

子どもが登校すればいつでも気を張っていなければならないし、子どもが帰った後も保護者に電話したり、会議があったりします。

休憩時間は一応設定されていますが、誰も休憩していません。

休憩する時間があったら仕事を進めて、早く帰りたいのが本音です。

この異常な事態に気付いたのは、転職した後でした。

一般的な企業や他の公務員は、お昼休憩が45分ないし60分しっかりと設定されており、みんなちゃんと休んでいます。


転職した今ではお昼休憩にゆっくりランチして、余った時間は読書しています。

朝から晩まで休憩なしで働く…こんな状況で、初任者がやりがいをもって働けるわけありませんよね。

相談相手がいない

仕事の悩みを相談できる人がいないもの、多くの初任者を苦しめる原因になっています。

同じ状況の人がいないからです。

実際に私も初任のころ、誰にも相談できずに悩んでいました。

・親は私が教員になって本当に喜んでいたので心配かけたくない
・同期は初任用のクラスの担任をさせてもらって悩みがなさそう
・先輩は「経験を積めば変わるよ」としか言ってくれない
・他業種の友人はそもそもの悩みも違うし守秘義務があって話せない


結果、誰にも相談できず、1人で悩んでいました。


Yahoo!知恵袋で同じような悩みをもっている人の質問を見て安心したものです。自分だけじゃないんだ…と。

誰でもいいので、どんな媒体でもいいので、悩みを聞いてもらうことが重要です。


このブログのお問い合わせ欄やXから、私に相談していただいてもかまいません。

あや

私は同期と比べても、かなり苦労の多い初任時代を過ごした自信があります。あなたの悩みに寄り添った回答ができると思います。ぜひご活用ください。

自分に向いていない気がする

自分には向いていないと感じる初任者も多いです。

多すぎる仕事と長時間労働、その結果授業準備ができなくて授業がうまくできない子どもとの関係もうまくいかない

向いていないと感じるのには十分すぎる理由です。

「教員が天職だ!」と感じている人の方が少数派ではないでしょうか。


私も、自分にとって教員が天職だと思ったことは1度もありません。

そこそこの給料がもらえるし、他の仕事もできないのでだらだら続けていました。

あや

ベテラン教員でも自分には向いていないと感じるのは当たり前のことなので、初任のあなたが感じるのは無理もないことです。あまり思いつめないようにしてくださいね。


細かいルールが多すぎる

学校によって、細かいルールがたくさんあります。

社会人経験もない初任者にとって、理解できない決まりもたくさんあるでしょう。

具体例をあげると、朝の門での待ち方や、職員会議の資料準備など。更衣室の使い方や掃除当番の仕事なども細かく決められていました。学校の先生って、決まり好きですよね(笑)

どの職場にも、いろいろ教えてくれる世話焼きなベテラン教員がいますので

はい!ありがとうございます!勉強になります!

と言って聞いていれば間違いないです(笑)

細かいところまで全部聞かなければならないストレス

全部聞かないと仕事ができないのも、かなりのストレスになるのではないでしょうか。

みんな忙しそうだし、こんなこと聞いてもいいのかな、と遠慮してしまうこともありますよね。

例えば、事務用品はどこからもらえばいいのか、バインダーはどこにあるのか、丁合機の使い方など、学校によって収納場所が違うものや、機械の使い方は学生のころには知らなかったものばかりだと思います。

丁合機なんて教員以外使う人いるのですかね!?

私の体験談

私が初任のころ、つめかえ式の赤ペンのインクが切れたとき、芯の替え方が分からなくて先輩に聞いたことがあります(笑)

学校ならではのものもたくさんあるので、こればかりは聞くのが1番早いんです…

逆に1度聞いたらすぐに覚える意識が大切です。何度も芯の替え方教えてくれる優しい先輩ばかりではないと思うので…

教員を1年以内に辞める人の割合

朝日新聞DIGITALの記事によると、初任のうちに仕事を辞める教員の割合は4.4%だそうです。

しかし私の勤務校では、2年間で4人初任が入ってきて、2人が1年以内に辞めていきました。

初任だけど仕事を辞めたいときの対処法


一人働き方改革で少しでも負担を減らす

こちらの記事で、教員の「一人働き方改革」の方法について解説していますが、そもそも初任者は今までのストックがないため、数年経験した教員向けの方法では限界があるのが本音です。

そこで、初任者からできる「一人働き方改革」の方法をご紹介します。

初任でもすぐできる!一人働き方改革
  • 教材は既成のものを探そう
  • 明日でいい仕事は明日やろう
  • 一人に負担がかかる仕事を「やります!」と言わない
  • PCを使う仕事以外は教室で済ませよう
  • 相談上手になろう
  • 児童指導事案が発生したら必ず学年主任に報告

教材は既成のものを探そう

おそらく職員室のPCから、全職員が共通で使える共有フォルダにアクセスできます。

会議の資料や過去の行事計画などをみんなで見るためのフォルダです。

自分の学年のフォルダを探してみると、過去にその学年の担任だった人が作った教材やプリントが保存されていると思います。

共有フォルダの中にあるファイルはみんなで使うことが目的なので、そのプリントはあなたが使ってもいいんです!

積極的に活用しましょう!授業準備の時間が短縮できます。

ただし、その教材を作った人がまだ同じ学校にいる場合

〇〇先生が作った『ごんぎつね』の教材、使わせてください!

と伝えておきましょう。

あや

無断で使われるのは気持ちのいいものではありませんよね。

明日でいい仕事は明日やろう

2007年放送された大ヒットドラマ「プロポーズ大作戦」の中で「明日やろうはバカヤロウ」というセリフが話題になりましたが、

教員の働き方に関しては「明日やろうは正義」です。

明日でもいい仕事をやっていたら帰るのがどんどん遅くなるし、やっているうちに保護者から電話が来て対応しなければいけなくなった例もあります。

経験上、学校に遅くまで残っていてもいいことないですよ。(保護者も一晩寝たら落ち着いていることも多いです)

どうしても今やらないと明日が迎えられない!という仕事だけ終わらせて、さっさと帰りましょう!

一人に負担がかかる仕事を「やります!」と言わない

一昔前、若手は「やります!」と自分から言うように指導されたものですが今は流行りません。

代表的なのは授業研究会の授業者

若手がやらなきゃいけないみたいな雰囲気に屈してはいけません。

特に初任だと

先輩教員

初任のころは何でも勉強だから、やってみよう!私もアドバイスするよ!

と言われる可能性が高いですが、先輩教員も授業者なんてやりたくないので、初任のあなたにやらせようとしているだけです。

アドバイスも期待できません。

あなた

授業研究会がどんなものか分からないので、今年は見学したいです!

と言ってうまく回避してください!

やる気があって自分の授業を多くの先生に見て欲しいという素晴らしい考えならどうこう言うつもりはありませんが、やはり授業者は負担が大きいです。

職員作業のような、みんなが同じように時間を拘束される場面においては「やります!」とたくさん言う

授業者のような、自分一人に負担がかかるような仕事は引き受けない

PCを使う仕事以外は教室で済ませよう

PCを使う仕事
  • 週案作成
  • 教材作成(Word、Excel使用)
  • 成績管理
教室でやる仕事
  • テストの採点
  • 宿題チェック
  • 授業プリントなどの評価
  • 連絡帳記入

端的に言うと、思考停止でできる作業は教室で。

子どもが作業やテストをしている時間や給食の時間にどんどん進めます。(図書の時間は私にとって一気に作業が進むパラダイスタイムでした!)

あや

連絡帳はよく考えて書きますが、その日のうちに返さないといけないので教室で書いてしまいます。学年主任や管理職に見せた方がいい内容ならすぐに報告しましょう。

相談上手になろう

分からないことがあったら、まずは学年主任に相談しましょう。

教員は教えるのが好きなので、気持ちよく教えてくれるはずです。

運が良ければあなたの仕事を一緒にやってくれるかも知れませんよ。

児童指導事案が発生したら必ず学年主任に報告

中休みが終わりそうなころ、子どもに「先生、私、〇〇ちゃんに無視されてるの…」と相談を受けたとき、あなたならどうしますか?

その子の話を聞かないといけないけど、もうすぐ中休みが終わって授業が始まる。クラスのことはどうしよう。授業始めないと…。

突然このような状況になることは結構あるあるです。

以下の手順で、すぐに学年主任に報告しましょう。

  • 学級全体に指示を出す
  • 学年主任に報告
  • 指示をあおぐ

やってはいけないことはその子の話をすぐ聞くことに集中してしまい、その他大勢の子が何をしたらいいか分からない状態にしてしまうことです。

この状態になると、学級がすぐ騒がしくなり、荒れてしまいます。

まずは、学級全体に指示を出しましょう。

10:40になったら日直さんと一緒にあいさつをして

計算スキルの15.16ページをやっておいてね♪

終わった人は静かに読書していてね🐰

☆計算スキルは、先生が戻ってきたら集めます!まだ出さないでね

子どもが、やることが明確に分かるように意識しましょう。時間やページ数は具体的な数字を書いておきます。

終わった人が何をするか書いておくことも重要です。

それから、自習中は子どもを立たせないことも意外と大切だったりします。この場合は、計算スキルは終わっても出さないように注意書きをしておきました。

あや

私は自分のマークとしてうさぎをよく使っていました。

ここまでできたら、伝えてきた子に「この後じっくり話を聞くからね。」と伝え、学年主任に報告に行きましょう。

子どもの話の概要と、これから話を聞くため教室を離れるから自分のクラスを少し気にかけて欲しいことを伝えましょう。学年主任から指示があれば従います。

なぜ、一人で児童指導を行わない方がいいかというと、学年主任やベテラン教員の指示通りに指導を行う方が子どもが納得する指導ができるからです。指導の方向性も教えてくれるので、二度手間にもなりません。

特に今回のような、いじめの疑いがある事案については、絶対に一人で対応してはいけません。

初動の対応が何よりも大事です!相手がいることなので、相手の子への指導も間違えないように、必ず相談しましょう。

その日のうちに解決できたら最高なのですが、無理な場合も多いです。

今日おこなった指導内容について、子どもが納得してから帰らせるようにしてください。

保護者には、「今日こんな相談があって、ここまで指導しました。明日はこんな指導をします。」と電話で連絡しましょう。

できればその子が家に着く前に。子どもは自分の都合のよいように親に話すので、あらかじめ保護者に中立的な立場で伝えておく必要があります。

病気休暇をとる

ときには思い切って病気休暇をとることも大切です。

つらいのに無理して出勤しても、いいことは1つもないからです。

こんなことがありました

私の勤務校で、とても責任感の強い先生がいました。


仕事を完璧にしなければ気が済まないタイプの人でだったのですが、1人の保護者によって精神的にかなり追い込まれてしまいました。


毎日頑張っていましたが、普段しないようなミスを次々に起こしてしまうようになったのです。


子どもの成績が書かれた書類を印刷室に置き忘れて保護者に見られてしまったり、会議の資料を期日までに提出できなくなったり…


ミスが重なってさらに自分を追いつめてしまい、結局学校に来られなくなってしまいました。

それどころが、電車の中で過呼吸になったり家事が全くできなくなったり、学校以外でも様々な症状に悩まされるようになってしまったのです。

もし、初期の段階でちゃんと病院にいっていればここまでひどくなることもなかったかもしれません。

学校であなたがいなくても、その仕事は誰かが代わりにやってくれます。
でも、家族の中であなたがいなくなったら、誰も代わりはいません。


どうか、学校ではなく、自分と家族を最優先に考えた行動をしてください。
つらいときは早めに病院に行き、必要であれば病気休暇をとってください。

転職に向けて情報収集をする

教員を続けていく自信がない場合、転職するのは少しでも早い方がいいです。

新卒・第二新卒向けの求人もあるし、若いうちなら別のスキルを身に着けて別の業界で活躍するチャンスがあるからです。

私は今民間企業の人事部で働いています。そのため、採用関係の様々な事情を知っているのですが、

第二新卒だと新卒とほとんど同じで、未経験から教育していくことが前提なので、わりとどの業界にも挑戦しやすくなります。


また、給与面でも、転職するなら早い方がいいのです。

どういうこと?

教員は年数とともに給料が上がっていきます。

私の月給の比較

初任のころ:16万円
  10年目:37万円

何が言いたいかというと、10年経つと、給与がそこそこいいため転職を迷う原因になるのです。


初任なら、「こんなに働いて16万!?辞めてやる!!」と勢いで転職しやすいと思います。

辞めたいと思い始めたら、ギリギリまで我慢するのではなく、早めに転職の準備をしておくとよいでしょう。

副業の準備をする

副業の準備を始めましょう。

いつでも辞められるという心の余裕が生まれるからです。

副業といってもいろいろありますが、私はブログをおすすめします。


教員は日常的に文章に触れているので、ブログとの相性はとてもいいです。

万が一失敗してもライティングのスキルは多方面で活かせますので替えがきくし、月1000円程度で始められるので安心です。


公務員だから副業はできない!」と考えているあなた!

あや

大丈夫です。

きちんと申請すれば教員でも副業はできるし、それでも不安なあなたのためにもう一言。

副業は不安でも、副業の準備ならできますよ。

特にブログは、始めてすぐに収益が発生するものではありません。

半年~1年はかかってしまいます。

ですので、教員をやりながらブログ運営やライティングについて勉強する。これなら不安なくできるはずです。

あや

副業の準備をすることで、「教員の仕事おかしい!辞めてやる!」となったときにも収入を得る基盤を作っておくことができるのです。

スキル・資格取得に向けて勉強する

資格取得に向けた勉強を始めるのもおすすめです。

本気で教員を辞めたいと思った時、自分の市場価値を上げておくためです。

私は民間企業の人事部で働いていますが、応募してくる人の履歴書を見て資格の欄を必ずチェックします。

資格があるのとないのとでは、書類選考の受かりやすさも面接の合格率も変わってきます

現役人事部あやのおすすめスキル・資格
  • IT系(エンジニア、プログラミング)
  • 動画編集
  • SNS運用

この分野に関してはいつでも人手不足なので、スキルや資格をもっているだけでひっぱりだこ。転職に困らないんです。

さらに、給料も高く独立・起業もしやすい分野なので、今のうちに勉強しておくと絶対に将来役立ちますよ!

忙しい中でも、時間を見つけて少しずつ勉強を始めましょう。

適職診断を受けてみる

適職診断とは、簡単な質問に直感で答えるだけでAIが性格診断をしてくれて、その人にあった仕事を紹介してくれるサービスです。

私の診断結果

CAREER INDEXの適職診断を受けてみました!

あや

私は「企画・経営職」が向いているらしいです!教員関係ないですね(笑)

会員登録も必要ないし無料で使えるので、ぜひやってみてください!

他にも、マイナビ転職リクナビNEXT求人ボックスなどでも登録不要・無料で適職診断を受けられます。(リンクから適職診断のページにダイレクトでとべます!)

転職に向けた情報収集をすることで、新しい自分の可能性を発見できるかも知れませんよ!

教員から転職した人の体験談を調べる

教員から転職した人はかなりたくさんいます!

GoogleやXで調べてみると、彼らの体験談を見ることもできます。

教員を転職した人がどのような仕事をしているのか、教員と比べて今の仕事はどうなのか、かなり参考になりますよ!

私の退職後の体験談


教員を退職した後、1年間は人生の夏休みにして遊びまくりました(笑)


その後民間企業の人事部に転職し、会社員として働く一方で、ブログを2サイト運営、Webライターとしても活動しています。三刀流です。


会社員ですが、1人で仕事がこなせるようになったので在宅で働いています。(はじめのころは仕事を教わるために出勤していました。)


3つやっても、教員のころより勤務時間短いし、何より毎日楽しく働けています。

あや

転職した人の体験談を読んで、将来の見通しをもつことがとても大事です!

初任の1年間を乗りこえる方法

仕事だと割り切る

仕事だと割り切ることが重要です。

教員はよく「子どものため」に働くと言いますが、私はその考えには反対です。

「子どものため」に働くと言っている人に逆に聞きたいのですが

あや

ボランティアでもこの仕事続けられますか?

教員は「仕事」に過ぎません。


「子どものため」ではなく「自分と家族の生活のため」に給与をいただけるから働くんですよね。


仕事と割り切らないとやってられないことがたくさん起こります。ここを混同してしまう人は、精神的に苦しくなります。

あや

偉そうに言ってる私ですが「子どもの成長が私の生きがいだ!」などと調子に乗っている時期もありました。恥ずかしい。

仕事は仕事です。嫌なことがあっても割り切って、「我慢料」をもらうと思えばなんとか乗り越えられます。


とにかく休む

仕事が終わったら休んでください。休日も休んでください。

ワークライフバランスという言葉は教員には無縁ですが、仕事とプライベートの時間は区切るべきだからです。

よく、テストの採点や授業プリントのチェックを持ち帰りでやっている先生がいますが、絶対にやめてください。

仕事を持ち帰ってはいけない理由
  • 個人情報の持ち出しになる
  • 初任の1年間は仮採用なため、特に注意が必要
  • 家にまで仕事を持ち込むべきではない
  • その仕事が気になって休日を楽しめない
  • 結局疲れてやらない

個人情報の持ち出しについては、学校によって少しずつ規則は違いますが、ほとんどの学校では校長の許可があれば持ち帰ることができます。でも初任者は絶対におすすめしません。

・万が一、帰りの電車で置き忘れたら?
・家で家族やペットが汚したら?

初任者は1年間は仮採用期間なので、何か問題があったら教員という身分すら危うくなります。


あと、持ち帰っても結局やりません(笑)そのまま学校に持って行っての繰り返し。カバンが重くなるだけです。


さらに持ち帰った仕事が気になって休日も楽しめなくなって最悪です。

仕事終わりと休日は、仕事のことは忘れて、休むことに集中しましょう!


好きなことをしてストレス発散

何でもいいのでストレス発散方法を見つけてください!

教員のストレスは異常だからです。発散方法がないといつか爆発します。

私のおすすめのストレス発散法をいくつか紹介します!

小学校教員10年やり切ったあやのストレス発散法
  • カラオケで熱唱
  • ディズニーランドでミッキーと会う
  • ネットフリックス×手作りポップコーンで映画館気分
  • 1週間分の晩ご飯を作り置き
  • ズンバを踊り狂う
  • TVerで水曜日のダウンタウンを観る
  • 家中のシーツ類を一気に洗濯
  • 家庭菜園

多いですね(笑)それほどストレスが多いということです。


あなたも、自分なりのストレス解消法を見つけてくださいね!

信頼できる人に相談する

信頼して話せる人がいるなら、あなたの悩みを相談してみましょう。少しでも心が軽くなると思います。

家族、友人、恋人、配偶者、先輩、同僚…

誰でもいいので、話を聞いてもらうと心がすっきりしますよ。

話す相手がいない人や、周りに心配をかけたくない人もいると思います。

このブログのお問い合わせページXのDMで、私に直接相談することも可能です。(もちろんお金はいりません!)

あや

1人で悩まないで、ぜひ相談してくださいね。

筆者の初任時代の体験談

私の初任時代の体験談を話せたら、きっとあなたのお役に立てるのですが…

あや

覚えていないんです。

毎日仕事をこなすことに精いっぱいで、毎日つらくて、でも具体的にどうだったかということを全く覚えていないんです。

知り合いの産業医に相談したら自己防衛反応の「忘却」だろうと言われました。

人間の脳はいやなことを忘れることによって自分自身を守っているそうです。

自分を守ろうとしてくれてありがとう、私。

まとめ

仕事を辞めたいと悩む初任者にとって、このまま仕事を続けるか辞めるかは人生の大きな分岐点です。

この記事があなたの人生をさらに幸せなものにする手助けになれば幸いです。

自分の気持ちを大切にして、決断していってください。

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この記事を書いた人

勤続10年の元小学校教員/結婚を機に退職/民間企業人事部に転職/転職サイトに登録し内定5つ獲得/会社員・副業ブロガー・Webライターの三刀流/教員の転職・副業・働き方改革について発信しています/がんばる先生を幸せにする人

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