こんな悩みを解決できる記事になっています!
これからご紹介する『30代の教員が転職を成功させるポイント』を意識すれば、難しいと言われている教員の転職でもひるむことはありません!
30代で転職を迷っているあなたの不安を解消することができますよ。
記事前半では「30代の教員がを考える主な理由」を、後半では「30代の教員におすすめの転職先」をかなり具体的に解説します。
勤続10年の元小学校教師の私が実際に転職した体験談も赤裸々に語りますので、じっくり読み込んでくださいね!
30代の教員が転職することは可能なのか
私が30代で教員から民間企業に転職できたからです。
私は32歳のときに、10年勤めた小学校教員を辞めて、民間企業の人事部に転職しました。
私の体験をもとに、30代の教員が転職できる理由をお話しします!
転職活動を始める最後のチャンス
多くの企業は40代以上の採用を積極的に行っていないからです。
40代以降の求人数は、30代と比べると一気に少なくなります。
中途採用の転職サイト「doda」で、
- 業種指定なし×東京都×30代
- 業種指定なし×東京都×40代
それぞれ求人検索をかけてみると…
業種指定なし×東京都×30代
業種指定なし×東京都×40代
求人の数にかなり違いがありますよね。
業種や勤務地を細かく指定すれば、差はもっと大きくなります!
採用担当者の話
私は現在、民間企業の人事部で中途採用をしています。
年代別に考えると
- 20代は経験不足
- 40代は企業とのミスマッチ(給与面など)が起きやすい
ということで、30代の人材を積極的に採用しています。
転職を考えているならタイミングを逃さず積極的に挑戦しましょう!
教育業界への転職が有利
やはり教育業界への転職は有利です。
教員免許がめちゃくちゃ役に立つからです。
塾の経営者の立場になって考えてみると…
授業未経験の大学生より、教員歴10年の教員免許保持者の方が、安心して仕事を任せられます!
転職後も教育業界で働きたい人は、かなり有利に転職活動を進められますよ!
ただ、教育から離れて別の業界に挑戦したい人もいると思います。
教育業界から離れようと考えている人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
未経験の業種にも挑戦できる
30代なら、未経験の業種にも挑戦できます。
転職サイトには、未経験でもできる仕事の求人がたくさんあるからです。
私は教員を退職し未経験から人事の仕事を始めましたが、めちゃくちゃ楽しく働けています。
同じように、
- 未経験から動画編集者
- 未経験からシステムエンジニア
- 未経験から国家公務員
に未経験から転職を成功させた元教員の知り合いもいます!
未経験だと最初は覚えることが多くて大変ですが、新しいスキルを身につけられるのが大きなメリットです。
スキルを使って、もっといい条件の会社に再転職することもできるんです!
人生100年時代。
30代はまだまだ若いです!
今のうちから新しいスキルを身につけちゃいましょう!
30代中途採用の求人が豊富
実は、30代の中途採用の求人はかなり多いんですよ。
即戦力を求める企業が多いからです。
30代はビジネスマナーや仕事のやり方を心得ているため、新人を教育するより楽チンなんです。
dodaやミドルの転職など、30代向けの転職サイトもあるくらい、30代の人材は求められています。
dodaが公開した求人倍率のグラフを見てください。
転職希望者数がほぼ変わっていないのに対して、求人数が急上昇!
それにともない、求人倍率も上がっています!
多くの企業が即戦力を求めてたくさんの求人を出しているのです!
30代中途採用の求人はたくさんあるため、心配はいりませんよ!
30代の教員が転職を考える主な理由
やりがいを感じなくなった
やりがいを感じなくなる。とても多い意見です。
若手の頃はがむしゃらに働いていたけど、30代になると、仕事を客観的に見るようになるからです。
何でこんなことしてるんだろう?
何でこんなにがんばらなきゃいけないの?
と思うようになります。
私も、若手の頃は
子どもの成長を感じるし瞬間が年に2.3回訪れる!この一瞬があるから普段辛くてもがんばれるんだよねー!
と
キラキラ教員ぶりを発揮していましたが、
20代が終わる頃には、
だとしてもこの業務量はおかしいし、こちとらボランティアしてるわけじゃないのよ!金払わないなら早く帰らせてくれい!
と思っていました。笑
やりがい搾取という言葉もあるくらい、学校は教員の善意に頼っています。
この体制が変わらない限り、教員が本当の意味で「やりがい」を感じることはできないのかも知れませんね。
定年まで働く未来が見えない
ずっと働く未来が見えなくなります。
教員は体力勝負だからです。
若いうちは体力があって乗り越えられますが、疲れやすい年齢になったら教員の仕事を続けていくのは難しいと思います…
私も、辞める決断をするだいぶ前から、定年まで働けるのか不安でした…
逆に、定年間際まで担任でバリバリ仕事している人、何人か知っていますがみんなめちゃくちゃパワフルでした。
廊下を全力疾走してます。(廊下は歩きましょう)
今の仕事はデスクワークなので、体力的にだいぶ楽になりました。
定年まで働けるか、あなたも考えてみてくださいね。
プライベートや家族との時間がとれない
教員はプライベートの時間や家族団らんの時間が圧倒的に少ないです。
時間外勤務や休日出勤が当たり前だからです。
朝早くから夜遅くまで働いて、休日は残務整理や部活指導…
ほとんどの時間を学校で過ごします。
30代は、貯金もある程度あり、お金より時間が欲しいと考えるようになる時期です。
家族が増えた人もいるでしょう。
30代の教員は、今までの働き方に疑問を感じ始めるのです。
仕事と子育ての両立ができない
教員は仕事と子育ての両立が難しいです。
時間外勤務や休日出勤が当たり前だからです。
女性教員であれば、育児時短勤務や、子どもが小さいうちは担任を外してもらうなどの選択肢もあります。
しかし時代は令和。
男性も育児をするのが当たり前ですよね。男性も育休を取得することができます。
ですが実情、私は男性教員で育休を取得した人を見たことがありません。(事務さんは育休取得してました。)
私の仲良しの30代教員共働き夫婦は、2人で正規教員だと家事や育児がまわらなくなるという理由で、奥さんが非常勤講師になりました。
一般的な公務員なら考えられない事態ですよね。
30代教員は仕事と子育ての両立がかなり難しく、非常勤講師や転職など、他の勤務体制で働くことを選ぶ人も多いのです。
昇進に魅力を感じない
管理職になることは、教員にとって全く魅力的じゃないんです。
仕事も増えるし、その割に管理職手当少ないし…
一般企業では、出世競争があり、管理職を目指す人も多くいます。一般社員と管理職とでは、給料にかなりの差があります。
学校現場では、管理職は手を挙げればなれる時代とまで言われています。
私の先輩(38歳で教務主任)は35歳の頃から毎年、副校長試験を受けろと言われ続けていたそうです。そして、断り続けていたそうです。
管理職のなり手がいないのって学校くらいじゃないですかね?
管理職になるということが、もっと魅力的になるとよいのですが…
教員以外の仕事に挑戦したい
30代になると、教員以外の仕事に挑戦したいと感じ始める人が多くなります。
教員を一生続けていくべきか悩み始めるからです。
しかしここで誰もが思いとどまるポイントがあります。
教員免許しか持ってないし、自分にできる仕事って他にあるのかな?
たくさんあります!
私は教員を辞めて、民間企業の人事部、個人でブロガーとライターをしています。三刀流です!
転職するとき、教員免許を活かした仕事も考えましたが、新しいことに挑戦したいという思いが強く、結局三刀流になりました。
私のように教員以外の仕事に挑戦したい人は、転職サイトに登録し、どんな仕事があるのか見てみてくださいね。
体力に限界を感じる
日々の仕事が体力的につらくなってくるのも、30代教員の特徴です。
20代の頃は馬力でなんとかやっていたのに、疲れて疲れてしょうがない…
これ、31歳の私が感じたことです。笑
先輩(38歳教務主任)は、もう担任はできないと言っていました。
教員は体力仕事です。
若い頃に比べて疲れやすくなってしまうのは当然ですが、そんなことはお構いなしにどんどん業務がふりかかってくるのが30代教員の辛いところですね…
若手と管理職の板挟み
若手と管理職の板挟みになることもあります。
早い人だと主幹教諭や教務主任になる人もいます。
一方で若手からも頼りにされ、若手のサポートをしなければならないこともあります。
管理職(経営側)と若手の間を取りもつことになるのです。
この仕事、結構骨が折れる…
30代で教員から転職するメリット
第2の人生を歩みだすのに最適
30代は、第2の人生を歩み出すのに最適な時期といえるでしょう。
仕事もそこそこできるし、広い視野で物事を見ることができるようになるからです。
教員って、視野がめちゃくちゃせまいと思うんです。もちろん私もそうでした。
私の体験談
20代の頃は目の前の仕事をこなすことに精一杯で、働き方がおかしいとか、もっと別の仕事があるとか、考える余裕もありませんでした。
30代になってからは、いい意味で手を抜きながら仕事をすることができるようになってきました。(教員は手を抜かないといつか絶対爆発します!)
すると、今まで当たり前にやってたけど、これって絶対おかしいよね!ってことが次々と出てきたんです…
目の前のことだけにとらわれるのではなく
長期的に考えて持続可能?
若手が気持ちよく働ける環境?
などいろいろ考えるようになると、やっぱり私の人生を捧げる場所は学校じゃないと思ったんです。
当時は転職先の業種は決まっていませんでした。
でも、新しいことに挑戦したいということだけは決まっていました。
20代のうちは人生の基礎を固める。
40代だとちょっと遅いかな。
プライベートや家族との時間を楽しめる
プライベートや家族との時間を楽むのは、30代のあなたにとって、とても大切なことです。
私はこう考えています
何のために仕事をするのか?
仕事を通して自己実現するため。
自分や家族の人生をよりよくするためのお金を得るため。
自分のため、家族のために大切な時間を使うべきです。
土日も関係なく、朝から晩まで学校にいるのはおかしいです。
転職すると、職場に拘束される時間がかなり短くなります。
プライベートや家族との時間を楽しめるようになりますよ。
仕事が楽しくなる
30代で転職すると、仕事が楽しくなります。
教員を10年続けたってめちゃくちゃすごいことです!
ビジネススキルや仕事の回し方、コミュニケーションの取り方など、基本的な部分はバッチリ。
さらに、クラスをまとめるリーダーシップや保護者対応で培った気配り。
職員室にはそんな教員がたくさんいますが、外に出てみるとこんなに人間力がある人いないですよ!
だから当然会社で重宝されるし、楽しみながら仕事をすることができます。
30代で教員から転職を考えているけど、うまくやれるか心配なあなた!
自信をもって一歩踏み出してみて欲しいです!
30代で教員から転職するデメリット
安定がなくなるかも知れない
公務員の肩書は最強です。
転職して教員より安定した仕事につくには、「公務員を目指す」一択です。
会社員はリストラの可能性もあります。
教員って身分は安定してるけど、いつ心を病むか分からない不安定な仕事でもあると思うんですけどね…
仕事内容が大きく変わる
仕事内容が大きく変わります。
教員の仕事が特別すぎるので、他の仕事を始めたとき、ギャップを感じるのです。
そのため最初は仕事を覚えるのに時間がかかります。
逆に、1度民間企業を経験すると、
事務ってどの会社も仕事内容同じだし、経理も、採用も、やること一緒じゃん!
と気づくのです。
次の転職のときに、得たスキルをアピールできれば、採用されやすくなったり給料が高くなったり、優遇もされやすいです!
勉強すればいいだけです。安心してください!
一時的に収入が減る
教員時代の給与水準に戻すのに多少時間がかかったと言った方が正しいです。
私の場合、
教員 10年目:37万円
転職後1年目:28万円
教員 10年目:夏70万円、冬70万円
転職後1年目:夏32万円、冬35万円
でした。かなり具体的な数字を書きましたが、あくまで一例なので、参考程度に見ておいてください。(実際はここに副業の収入が足されます。)
このように教員からの転職で給料は減ってしまいます。教員時代と同じ給料を保ちたいなら副業は必須と言えるでしょう。
30代教員が転職を成功させるポイント5選
転職したい理由を明確にする
業界に関わらず、途中で目的を見失わないようにしましょう。
あなたが転職する目的は何ですか?
- 新しいスキルを身につけたい
- 年収を上げたい
- 在宅で働きたい
- 教員の激務から解放されたい
- 教員を辞められれば何でもいい
目的によってとるべき行動は変わってきます。
スキルを身につけたい人や年収を上げたい人であれば勉強は欠かせないですし
在宅で働きたい人はフルリモートの仕事を探すべきです。
激務から解放されたいと思って転職したのにまた激務だったら最悪ですよね。
目的と行動を一致させましょう。
特定の業種にこだわりすぎない
特定の職種にこだわらず、広く情報収集しましょう。
新たな挑戦をするチャンスなのに、職種をしぼってしまうのはもったいないからです。
10年以上の教職経験のある30代教員のあなたは、
次も教える仕事をしたい!
と考えているのかも知れませんが、ちょっと待ってください。
せっかく教職から離れる決断をしたんですよ!
30代の今ならどんな職種にも挑戦できるんですよ!
同じように、
絶対営業職がいい!
化粧品会社にしぼって転職活動します!
というのも危ないです。
選択肢が少なくなるので転職が成功する可能性が減ってしまいます。
広い視野で転職活動を行いましょう。
それだけあなたの可能性が広がります!
広く情報収集をする
教員からの転職には情報が不可欠です。
教員は専門性が高い仕事ですが、その資格を活かさないとなると、別の対策が必要になります。
そもそも教員は大学生の時に「就活」をした経験がない人も多いのではないでしょうか。
そのため、どのように会社を探して、どのように企業に応募し、どのような手順で内定を勝ち取るのか知らない人も多いでしょう。
私もまさにこのパターンで、大学卒業時には教員採用試験の対策のみしていたため、就活の経験がありませんでした。
そしていざ教員から転職をするとなったときに、まず何から始めたらいいの?という状態でした。
教員からの転職を考えるときには
- どんな仕事に就きたいのか
- 教員の経験を活かせる仕事は何なのか
- 自分の強みを活かせる仕事は何なのか
- どのように転職活動を進めていくのか
- 教員におすすめな転職サイト
- 実際に教員から転職した人の体験談
など幅広く情報収集をすることで、後悔のない選択ができるはずです。
転職サイトを使い倒す
転職サイトは使い倒しましょう!
ハローワークに行くよりずっと楽だからです。
というか、教員はハローワークに行っても相手にされません!
元公務員の行くところではないんです。
私はこの事実を知らず、ハローワークに行って門前払いされました。
転職サイトを使うメリットは以下の通りです。
- おすすめの仕事の紹介が来る
- 自分に合う会社からスカウトが来る
- 適職診断で向いている仕事が分かる
- 適職診断で活かせるスキルが分かる
- プロのエージェントに相談できる
たいていは無料で使えるので、複数登録しておいて損はないですよ。
実際に私も複数の転職サイトに登録しました。
具体的な会社名を出すと
- doda
- エン転職
- ミドルの転職
- Education Career
- ミイダス
- パーソルテンプスタッフ
です。
とは言っても全てを使いこなしていたわけではなく、主にdodaを使って転職活動を行い、その他のサイトは情報収集用や、dodaにない求人を探すために使っていました。
特にdodaとミドルの転職は、30代教員におすすめな転職サイトです!
教員からの転職はポジティブな理由に
様々な事情はあると思いますが、転職の理由はポジティブなものにしましょう。
ネガティブな理由で辞めるのって、なんだか悲しいじゃないですか。
30代の教員ということは、10〜20年くらい子どものため・日本の教育のために働いたわけですよね。
なのに、そんな自分を否定するようで、なんだか悲しいと私は思ってしまうんです。
例えば、転職の理由が
- 教員の仕事が自分に合っていなかったから
だったとしても、
ポジティブ変換すると
- 自分の強みを活かせる仕事に挑戦するため
となります。
- もう学校に行けなくなったから
- 安心して働ける職場を探したいから
心持ちが全然違うと思いませんか?
さらに、転職活動の際、履歴書に書く退職理由も、絶対ポジティブなものにしてください!
採用担当者の話
私は民間企業人事部で採用担当として働いています。
中途採用はまず私が書類審査をするのですが…
転職理由や退職理由の欄にネガティブなことしか書いていない人って、全然魅力的じゃないんですよ…
うちの会社に入ったとしても、またネガティブな理由をつけて辞めそう…
と思われてしまいます。
今までがんばった自分のために。
これからもっと幸せになる自分のために。
30代教員の転職におすすめの転職先
教員からの転職は大きく分けて2種類あります。
- 教員の知識や経験を活かせる仕事
- 未経験から新しいスキルを手に入れる仕事
30代教員の転職なら、未経験の仕事に挑戦することをおすすめします!
それぞれの職種の具体例と、メリット・デメリットを紹介します。
教員の知識や経験を活かせる仕事
例えば、以下のような職種があります。
- 教材開発
- 塾講師
- 家庭教師
- オンライン家庭教師
- 放課後児童指導員
教員の知識や経験を活かせる仕事を選ぶメリット、デメリットは以下の通りです。
- スムーズに仕事を始められる
- 教科書やテキストをそのまま教えられる
- 初めから高給を狙える
前提知識があるので、比較的スムーズに仕事か始められます。
教材開発の仕事は、現場での経験を活かせるでしょう。
学校の授業は子どもの主体的・対話的な学びを目的としているのに対し、塾にはテキストがあり、家庭教師・オンライン家庭教師はその子の分からない部分を教えます。
このため、学校での授業よりやりやすいと感じる人も多いのです。
放課後児童指導員の仕事内容は、だいたい想像つくのではないでしょうか。
学校が終わった後の子どもの見守りや宿題を一緒に見てあげることが中心ですので、元教員にとってはやりやすい仕事になります。
教員免許を持っていることにより優遇されることもあるので、初めから高給を狙えるのも嬉しいポイントです。
- 授業の仕方を変えなければならない
- 新しいスキルの勉強かできない
- 望む条件での採用は狭き門
メリットの項でもお話ししましたが、教える目的と内容が変わるので、授業の内容は変えなければなりません。
そして、予習がしにくくなるのもデメリットです。いきなり聞かれて焦るかも知れません。
一生教育に関わっていきたい!
という人には関係のない話ですが、教育から離れてみたい人にとっては、新しいスキルの勉強か必要です。
これらの仕事を選ぶと、当然ですが新しいスキルの勉強はできません。
また、教材開発は元教員にとって人気の転職先になりますので、誰でもすぐ入社できるわけではありません。かなり狭き門です。
文系の人は特に難しいと言ってよいでしょう。
私の体験談
私も転職活動中に教材開発会社の求人を読みあさっていましたが、1番多かった求人は「理科の教員免許を持っている人」でした。次に英語、数学と続き、社会は1番求人が少なかったです。
私は国語で探していましたが、求人が少なく教材開発会社への転職はあきらめました。
そして、塾講師や家庭教師の場合
仕事の時間は夕方、夜、土日が中心になることも特徴としてあげられます。対象となる相手が放課後の子どもになるからです。
勤務時間が夜型なのは、人によってメリットにもデメリットにもなりますね。
未経験から新しいスキルを手に入れる仕事
例えば、以下のようなものがあります。
- 一般事務
- 動画編集
- ITエンジニア
- ブログ
- Webライター
未経験から新しいスキルを手に入れる仕事を選ぶメリット、デメリットは以下の通りです。
- 新しいスキルを身につけられる
- 次の転職のとき、自分の市場価値を上げられる
- 未経験でも採用してくれる求人が多い
1番のメリットは、新しいスキルを手に入れられるということです。
このような言い方は良くないのかも知れませんが、教員免許は転職市場ではほとんど無価値です。
例えば、事務職に転職したら仕事をしながら事務スキルや会計のスキルを身につけることができます。
そうすると、次の転職の際に、
事務3年やりました!
会計ソフト使えるし1人で作業できます!
とアピールすることができ、未経験の人よりいい待遇、いい給料で採用されやすくなるのです。
教員免許は教育関係の仕事では優位に働きますが、教育以外の仕事では使えません。
どんなに授業がうまくても意味ないのです。
そもそも、授業かうまいって誰がどのように判断するのでしょうか。
動画編集、エンジニアは現在人手不足であることに加え、今後も絶対必要で重宝されるスキルであるため、今のうちから勉強しておくのはかなりおすすめです。
人手不足なので未経験から教育してくれる会社も多いです。
エンジニアは難しいスキルで勉強に時間がかかりますが、難しいことにこそ挑戦する価値はあると思います!
- スキル習得のための勉強は必須
- 新人と同じ給料からスタート
- 成果が出るまで時間がかかる
当たり前ですが、ゼロから勉強する必要があります。
そのため勉強することが苦痛な人には向いていません。
また、未経験なので基本的には新人と同じ給料からの再スタートになってしまいます。
私は教員10年目のときには月給37万円くらいもらっていましたが、
未経験のエンジニアの求人は、たいていどこも同じくらいの月給で、22万円前後でした。
一気に初任の給料に戻ったみたい…
未経験からのスタートなのでスキルの習得や成果が出るまで時間がかかってしまうのもデメリットです。
家族の生活も支えている人にとっては、少し厳しい現状ですよね。
30代教員が使うべき転職サイト
私が転職するとき主に使っていた転職サイトをご紹介します!
doda
中途採用のための求人情報サービスです。
会員登録者数は798万人(2023年6月末)で、日本最大級のプラットフォームといわれています。
20代〜30代半ばの若手・中堅が主に利用しています。
登録して希望の条件を入力すると企業からのスカウトが次々に届くため、自分で求人を探す手間もはぶけて、忙しい教員にもピッタリ!
無料の合格診断やキャリアカウンセリングで転職のプロに話を聞ける機会もあります!
業界・業種関係なく、求人数が多いのが特徴。
私はdodaを使って、内定4つ獲得しました!
ミドルの転職
ミドルの転職を使う1番のメリットは「年収が高い求人が多い」という点です。
「ミドル」というくらいですから、利用者は30代~40代前半が多く、ミドル世代が転職に求めるのは、より条件がいい求人なのです。
さらに、未経験の人も安心。
希望の業界に特化したエージェントがあなたの転職をサポートしてくれます!
dodaと同じく、ミドルの転職にもスカウトサービスがあります。
忙しい教員でも、帰りの電車の中で、自分にスカウトを送ってきた企業の情報をチェックするだけでいいんです。
30代教員の転職体験談
32歳で教員から民間企業に転職した私の体験談をお話しします。
まず、経歴はこちらの記事をごらんください。
30代まで転職しなかった理由
- 努力して教員になったから
- 1度始めた仕事は一生続けるものだと思っていたから
- 教員を辞めても他にできる仕事がないと思っていたから
32歳で転職を決意した理由
- 結婚と引っ越しのため、通勤するのが難しくなったから
- 定年まで教員を続ける未来が想像できなくなったから
- 働き方が改善されるのはしばらく先だと思ったから
転職先を探した方法
- 転職サイトに登録して情報収集
退職した方法
教員のころと、転職後の働き方の違い
30代で転職を考えている人へのメッセージ
私は30代で転職してよかったと思っています。
もっと早く転職すればよかったとは思っていません。
20代の経験があったからこそ、転職の決断ができ、自分にとって最高の職場や環境を手に入れることができたのだと思うからです。
この記事を読んだあなたも、ぜひ、一歩踏み出してほしいです。
私も全力で応援します!
まとめ
30代教員も転職できます!
今回紹介した方法を実践し、あなたの人生をさらに幸せなものにしてくださいね!