こんな悩みを解決できる記事になっています!
教員の仕事でストレスを感じたときの対処法が分かります!
教員の転職についてもお話しします。「教員免許しか持っていないから転職は無理」というあなたの不安を解消することができますよ。
勤続10年の元小学校教師が自身の経験をふまえて徹底的に考察しますので、じっくり読み込んでくださいね!
教員が抱えるストレスの原因
長時間労働と過重な業務負担
教員が抱える最も大きなストレスは、長時間労働と過重な業務負担です。
教員の仕事は多過ぎます。
授業だけではなく、授業準備、部活動の指導、保護者対応、さらに書類作成や会議など、やるべきことが多過ぎるんです。
朝早くから出勤し、夜遅くまで、仕事は無限にあります。中学校の教員であれば週末も部活動の大会や行事で出勤します。
自分や家族のための時間がほとんど取れない教員は多いです。
文科省「教員勤務実態調査(令和4年度)集計【速報値】」によると、小学校教員の平均勤務時間は1日10時間45分、中学校教員は11時間となっています。
文科省「公立学校の教育公務員の勤務時間等について」には、「都道府県及び政令市において、1日当たりの勤務時間は7時間45分とされている。」と記載がありますが、実際の1日の勤務時間は10時間45分。
長時間労働とやってもやっても終わらない仕事のストレスで、心や体の健康をくずしてしまうこともあるのです。
人間関係のトラブル
職場での人間関係のトラブルも、教員のストレスの原因です。
教員の人間関係は、本当に複雑だからです。
職場の同僚や上司、生徒、さらには保護者との人間関係など、一度くずれてしまうと、回復するのはかなり難しいです。
保護者は基本的には味方でいてくれますが、モンスターペアレントになってしまったら、対応がめちゃくちゃ大変です。
モンスター化させないために、かなり気を遣います。
私の後輩で、モンスターペアレントに教育方針を全否定され、学校に来られなくなった先生もいます。
人間関係のトラブルが続くと精神的にかなりきつくなってしまうため、教員のストレスの大きな原因になっているのです。
ワークライフバランスが取れない
教員は仕事とプライベートのバランスが取れません。
教員の仕事は勤務時間外に行わなければならないことも多いからです。
自分や家族のための時間が確保できないため、リフレッシュができずストレスがたまりやすくなります。
夜遅くまで学校で仕事をし、家に帰って寝るだけの人も多いです。
私も、教員5.6年目くらいの頃は、そこそこ経験も積んで、仕事を任せてもらえることが嬉しくて、毎日20時頃まで学校にいました。
今考えるとヤバい精神状態です…
休日にも部活動や学校行事の対応があり、休むひまがありません。
これがずっと続いたら、どんなにタフな人でもまいってしまいます。
仕事とプライベートのバランスが取れないことが、教員のストレスを大きくする原因になっています。
教員がストレスを軽減するための対策
学級経営は手を抜かない
教員のストレスには学級が落ち着いているかどうかが関係しているからです。
学級を1人でまとめ上げようとするから苦しくなるんです。
クラスに落ち着かない子がいても、担任がその子を抑えるのではなく、友達が上手に落ち着かせてくれることもあります。
意外と大人の言葉より、友達同士の言葉の方がすんなり入るものです。
理想は、担任がいなくても子どもたちだけで一日過ごせる状態。
そのための手立てが学級経営だと思っています。
学級が落ち着くと、自然とトラブルもなくなります。
結果、ストレスも減りますよ!
一筋縄ではいかないのが学級経営ですが、力を入れて取り組んでみてください。
完璧を求めない
営業職であれば、1ヶ月の目標があり、達成率が数値で出ます。
でも、教員の完璧って、何でしょうか?
- 授業がうまくできること?
- 学級が落ち着いていること?
- 保護者とうまくいっていること?
- 渾身の授業を作ったとしても、子どもたちは退屈に感じているかも知れません。
- 普段落ち着いているクラスでも、裏でいじめが起こっているかも知れません。
- 保護者とうまくいっていても、急にモンスター化するかも知れません。
私は教員を10年続けられたのはこの考えのおかげだと思っています。
努力家のあなたが本当に苦しくなる前に、適度に手を抜くという考え方もたまに思い出してみてくださいね。
細かい仕事を後回しにしない
細かい仕事はすぐに片付けることで、ストレスを大きく減らせます。
後回しにすると、ずっと頭の片隅に残り続けるからです。
教員って、細かい仕事がめちゃくちゃ多いですよね!
後回しにして忘れたり、締切ギリギリになって焦ったりすることを防げておすすめです。
転職を検討するのも一つの方法
転職を考えてみてもいいと思います。
ストレスが限界まできている場合、新しい環境に身をおくことは効果的だからです。
転職すれば、今までのスキルを活かしつつ、よりストレスの少ない職場で働くことができるかも知れません。
私は教員から民間企業に転職しました。
会社員の給料は教員の頃の給料には一歩及びませんが、ほとんど同等の給料でストレスは激減しました。
仕事量はそこそこあるのですが、圧倒的にストレスが少ないです。
転職して新しい環境で働けば、ストレスを大幅に減らせます。
さらに、副業をすれば、【本業+副業】で教員の給料を上回ることも可能です。
すぐには難しいかも知れませんが、情報収集だけでも始めてみてくださいね。
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教員が転職を考えるべき理由
仕事量が増え続けている
教員の仕事量は増え続けています。
限界を感じるのも無理はありません。
多忙なスケジュール、会議、保護者対応などが重なり、授業準備や子どもと向き合う時間ほとんどありません。
休日出勤や持ち帰り仕事が当たり前になり、精神的にも体力的にも負担はかなり大きいです。
経験を重ねれば、負担が大きい仕事を任されるようにもなり、さらに忙しくなります。
教員としての本来の業務に集中できず、ストレスも増え続けるなら、転職を考えるべきタイミングかもしれません。
精神的な負担が増え続けている
教員の精神的な負担は、かなり大きいです。
業務の中で考えることが多過ぎるからです。
サポート体制が不十分な学校もあり、仕事中だけでなく、日常生活にも影響が出ることもあります。
私の後輩の女性教員は、保護者からの理不尽なクレームと人格否定を受け続け、心を病んでしまいました。
当然、学校には行けなくなりました。
さらに、家でも急に涙が止まらなくなったり、電車で過呼吸になったりして、日常生活も難しくなったそうです。
私は、幸い心を病むことはなかったのですが、クラスでの問題や保護者からのクレームが起こらないように細心の注意を払っていたので、いつも気を張っていました。
それが続くと、さすがに疲れてしまいます。
心の健康を守るためにも、メンタルがきついなと思ったら、手遅れになる前に、早めに転職を考えてください。
教員のキャリアに将来性を感じにくい
キャリアに将来性を感じられなくなることも、転職を考えるきっかけになります。
教員は、キャリアアップや成長の機会が限られているからです。
初任で配属されたときの身分は「教諭」。
次の職階は「主幹教諭」ですが、私がいた自治体では、主幹教諭は15年以上の教員がなれるイメージです。
つまり、15年間は「教諭」の身分のまま。
一般企業であれば、15年あればプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーになれますよ。
さらに、その次の職階が副校長、校長ですが、彼らの仕事の大変さを見ていたら、私は管理職になりたいとは思えませんでした。
クラスで起こった問題や保護者対応の指導、教員不足で担任業務をやる場合もあります。
副校長って、この世で一番忙しい仕事なのでは!?と本気で思っていましたよ。
民間企業に転職すると、教育現場で培ったスキルを活かしながら、新しい挑戦ができますし、成長の機会を得られる可能性も高いです。
私も、民間企業に転職してからは、本当にたくさんのことに挑戦できたいますし、ちゃんと評価してもらっています。
キャリアに不安を感じたら、他の業界での成長をのため、転職を考えてみてください。
教員におすすめの転職サイト3選
ASSIGN AGENT
ASSIGN AGENTは、若手ハイエンドに特化した転職エージェントです。
営業職やコンサル職、管理職など、新しいキャリアに挑戦したい人にぴったりなエージェントです。
ASSIGN AGENTは、転職先を紹介するだけではなく、長期的な視点で慎重にキャリア支援をしてくれるのが大きな特徴です。
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まずは現職での経験や課題、キャリアについて分析し、その後に最適なキャリアプランを提案してくれます。
さらに、エージェントは全員コンサル出身で、業界のプロフェッショナルがそろっています。
信頼できて、安心感がありますよね。
企業の選考情報をもとに、あなたの強みを最大限に引き出すオーダーメイドの選考対策資料も作ってもらえますよ!
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ASSIGN AGENTの信頼性について、もう少しお話をしますね。
ASSIGN AGENTは、多くの転職エージェントアワードで受賞歴があります。
2021年には「Bizreach 全部門総合MVP」を受賞しており、キャリア支援に関して確かな実績があります。優秀なエージェントによる支援も評価されていますよ。
2020年には「Bizreach コンサルティング部門 MVP」も受賞しています。
転職支援プラットフォーム「Liiga」でも転職支援実績No.1を誇り、「マイナビ Matching of The Year 2019」でも表彰されています。
確かな実績があるASSIGN AGENTを使って、ぜひこの機会に異業種でのキャリアを考えてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
- 教員はストレスが多すぎる環境
- ストレスを減らすにはクラスを落ち着かせよう
- ストレスで限界なら、転職も考えよう