こんな悩みを解決できる記事になっています!
これから解説する『教員がWebライターを始める7STEP』を読めば、教員ができる副業の道筋が見えてきます。
「教員をやりながらWebライターを始められるか分からない」というあなたの疑問を解消することができますよ。
記事前半では「教員がWebライターに向いている理由」を、後半では「教員×Webライターの働き方」をかなり具体的に解説します。
勤続10年の元小学校教師が初心者からWebライターを始め、月10万円稼げるようになった自身の経験をふまえて徹底的に考察しますので、じっくり読み込んでくださいね!
執筆者情報
この記事を書いている私は、教員を退職後、会社員としてフルタイムで働きながら、ブログ運営、業務委託でWebライターをしています。
ブログ運営とWebライターで、月10万円ほどの収入があります。
教員退職後、未経験からライターを始めました。ライター歴は1年です。
未経験からどのように収入を得ていったか、具体的な方法もお伝えしますね。
Webライターとは
Webライターとは、Web上の記事やブログ、コンテンツを執筆する職業です。
デジタル化が進む現代において、企業や個人はWeb上にたくさんの情報を発信しています。
読者にとって質の高いコンテンツを提供することが求められており、その役割を担うのがWebライターです。
たとえば、あなたが
東京駅で休憩したい!いいカフェはないかな?
と思ったとき、Googleで「東京駅 カフェ」と検索しますよね。
すると、検索結果に「東京駅のおすすめカフェ5選」などの記事が表示されることでしょう。
この記事を書いているのがWebライターなのです。
Webライターが書く記事は、ブログ記事だけではありません。
- 企業ブログの記事
- 製品レビュー
- SEO対策記事(後述します)
- SNSの投稿
など、さまざまな形式のコンテンツがあります。
Webライターは、専門知識やライティングスキルを活かして、様々な業界のコンテンツを制作する重要な職業です。
教員からWebライターになれるのか
教員として得た知識やスキル、文章力は、Webライティングにおいてかなり有利だからです。
たとえば、
- 文章力
- 分かりやすく説明する力
- 時間管理能力
- コツコツ積み上げる力
- コミュニケーション力
- 相手の要望をくみ取る力
などです。
文章力が大事なのは分かるけど、どうしてコミュニケーション力が大切なの?
Webライターは「相手」を意識することが大事な仕事だからです!
Webライターが意識するべき「相手」とは
- クライアント
- 読者
Webライターは、自分で仕事を取ってこなければいけません。営業をするわけです。
クライアント(仕事をくれる人)とのコミュニケーションはほとんどWeb上になりますので、顔が見えない分、コミュニケーションを密にとって、お互いミスマッチがないように仕事をしていかなければなりません。
仕事を取れたら、次はクライアントが求めるレベルの記事を納品する必要があります。クライアントの意向をくみ取りながら記事を書いていかなければなりません。
そして、あなたが書いた記事を読むのは読者です。
読者は何らかの答えを求めて記事を読みにきているわけですから、読者目線で納得できる記事を書かなければいけません。
文章が苦手だからという理由でWebライターを始められない人がいますが、実は文章力はそんなに重要ではありません。
Webライティングには明確な型がありますので、型通りに書けば誰でも一定水準のレベルの記事を書くことができるのです。
教育分野の記事や子ども向けのコンテンツ作成など、専門知識を活かした記事ならすぐ書けますし、未経験分野でも調べながら書けば何の問題もありません。
私も教員退職後、Webライターで月10万円以上稼いでいます!
教員からWebライターへの転職は、教員として得たスキルを活かしながら新たなキャリアに挑戦できる、とてもよい選択肢と言えるでしょう。
教員をやりながらWebライターをやってもいい?
副業としてWebライターをやっても問題ありません!
Webライターに限らず、教員が副業をすることは可能ですが、規定があります。規定を守って堂々と副業しましょう!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
教員がWebライターに向いている5つの理由
文章力が高い
あまり意識することはないかも知れませんが、教員の文章力はかなり高いです。
教員は日常的に、分かりやすい文章を書こうと意識しているからです。
教材作成や授業計画、報告書の作成などで日常的に文章を書く機会が多いため、自然と文章を書くスキルをみがいています。
子どもたちが理解しやすい教材や、保護者向けの学級通信など、文章を書くとき、教員は必ず「分かりやすさ」を意識しますよね。
また、教員は研究論文や報告書を書くこともあり、高度な文章力が求められます。
国語の教員や小学校の教員は、子どもに文章指導をすることもあるでしょう。
私は元小学校教員ですが、日常的に子どもの文章の添削をしていましたし、卒業文集の指導は400名分こなしました。
このような経験から得られた文章力は、Webライターとして仕事をするときに、かなり役立ちます。
子どもの文章を添削した経験は、Webライターとして高品質な記事を書くための大きな強みになりますよ!
情報を分かりやすく伝える能力
教員は情報を分かりやすく伝えることが得意です。
教員は毎日の授業で、「難しいことを分かりやすく説明する」という行為をくり返しているからです。
自然と「分かりやすく」を意識しながら過ごしているんですよ!
このスキルは、Webライターにとってかなり重要です。
難しいことを子どもでも理解できるように工夫して教えるスキルは、読者に正確な情報を伝えることが求められるWebライティングにそのまま応用できます。
Webライターとして読者が理解しやすいコンテンツを作るための強力な武器になりますよ。
教材作成の経験がある
教材作成の経験は、Webライターとしてのコンテンツ作成に直接役立ちます。
教材を作成するとき、無意識のうちにWebライターとして必要な経験を積んでいるからです。
具体的には、以下のような経験です。
- 情報の整理
- 分かりやすい内容の構成
- 視覚的なプレゼンテーション
- 学習効果を高めるための工夫
たとえば、関ヶ原の戦いについて子どもに教えるとき、「教科書を読ませて終わり」という教員は多分いないと思います。
子どもが関ヶ原の戦いについて理解しやすいように、原因となった出来事や東軍・西軍の人物相関図、地図などを作成し、文章を補完しますよね。
Webライターも、文章だけで伝わらないときには、表や写真などを入れて、読者により分かりやすく伝えようとします。
教員の教材作成の経験は、Webライターとして質の高い記事を作成するための基盤となるのです。
時間管理能力が高い
教員は時間管理能力がかなり高いです。
授業の準備、会議、評価、保護者対応、学級事務など、膨大な業務を効率的にこなす必要があり、自然と時間管理能力が身につくからです。
逆に、時間管理能力がないと、100%つぶれる職業ですよね…
細かくスケジュールを調整し、計画的に仕事を進める教員の能力は、納期が厳しいWebライティングの仕事でかなり役立ちます。
たとえば、6年生の担任をしていて、運動会の一週間後に修学旅行、直前に子ども同士のトラブルが発生した場合(実際に私が経験したシチュエーションです!)。
どれも大事なことなので、優先順位をつけて一つずつ対応していかなければいけません。
実はWebライターも、複数の仕事を同時並行で進める場合が多いです。
教員として身につけた時間管理能力は、Webライターとして複数の案件を進めるときにめちゃくちゃ役立ちますよ!
運動会、修学旅行、児童指導を同時期にこなした過去の自分をほめたい…
専門知識が豊富
専門知識が豊富であることも、教員がWebライターをするべき大きな理由の一つです。
高い専門性を活かした信頼性の高い記事を書くことができるからです。専門知識は、特定の分野に特化した記事を書くのにかなり重要です。
あなたがWeb上で何かを検索するとき、ほとんどの場合、悩みを解決したいから検索していますよね。
たとえば、「美白 美容液」で検索する人は、
「シミで悩んでいて、シミをうすくする美容液が欲しい」
「日焼けをしてしまって、もとの肌色に戻したいから美容液を探している」
などの悩みがあります。
検索して出てきた記事が、「素人の美容マニアが書いている記事」と「皮膚科専門医が書いている記事」だったら、どちらを読みたいですか。
当然、皮膚科専門医が書いた記事を読みたいと思うはずです。なぜか。シミなどの皮膚疾患について専門知識があるからです。
教員は、「教育」「子育て」「担当教科」などの専門知識をもっています。
専門知識を活かして信頼性のある記事を書くことができるので、教員×Webライターは相性がいいんですよ!
教員がWebライターになるメリット
働き方や働く場所を選べる
専業Webライターの場合
専業Webライターになると、働き方や働く場所を選べます。
WebライターはPCが1台あればできる仕事だからです。
- 1か月で何人のクライアントから仕事を請けるか
- 1か月で何本の記事を請けるか
- どこで記事を書くか
- 一人で書くか、チームを組んで書くか
- どのようなスケジュールで記事を書くか
これら全て、自分で決められます!
Webライターは場所や時間にしばられずに仕事ができるため、自分のペースで働くことができます。
自分や家族の都合に合わせて仕事量や時間を調整できるため、全教員のあこがれ「ライフスタイルに合わせた働き方」を実現できるんです!
時間に制約がある人や、家庭と仕事を両立させたい人にとって大きなメリットです。
副業Webライターの場合
教員の仕事を続けながら副業としてWebライターとして仕事をする場合、Webライターの仕事をするのは主に休日ですよね。
休日はゆっくり休みたいんだけど…
ごもっともですが、クライアントによっては1か月に1本納品でもいい場合もあるので、一日数時間稼働すれば立派に仕事はまわせます。
教員として日々経験していることが、記事のネタになることもあるので、仕事中に嫌なことがあっても、「ネタになる!」と思えばなんだか笑っちゃいますよ。
くれぐれも守秘義務があることを忘れずに!
副収入が得られる
Webライターとしての仕事で、副収入を得られます。
本業である教員の給料に加え、Webライティングで1万円でも稼ぐことができれば、その分余裕がうまれます。
これは私の実体験なのですが、たとえばカフェで
「アイスコーヒーのSサイズ」から
「キャラメルラテのLサイズ」を余裕で頼めるようになります!
大きな買い物はできなくても、日常で小さな我慢をしなくてよくなるのが、Webライターで副収入を得ることのメリットです!
ビジネス関連のスキルを身につけられる
Webライターを始めると、「教える」ということ以外のスキルを身につけることができます。
Webライターも教員と同じく、多くのスキルが必要な仕事だからです。
Webライターやブログで月10万円稼ぐ私が考える、ライターに必要なスキルは以下の通りです。
- 文章力:読みやすく、分かりやすい文章を書く
- SEOの知識:記事を検索上位にあげる
- リサーチ力:正確で信頼できる情報を集める
- 時間管理能力:締め切りを守り、効率的に作業を進める
- 編集・校正スキル:誤字脱字や文法ミスをチェックし、修正する
- 発想力:魅力的なコンテンツを考える
- マーケティングの知識:ターゲットにアピールする文章を書く
- 分析力:ツールを使って分析し、見込み客を増やす
- コミュニケーションスキル:クライアントや編集者とスムーズにやりとりをする
- 学習力:新しい情報や技術を継続的に学び続ける
多くのスキルを総合的に発揮して、高品質な記事を書かなければいけません!
教員をやりながらそんなに多くのスキル身につけられないよ…
そんなことありません。
むしろ、教員の仕事をがんばっているあなたは、Webライターに必要なスキルをほとんど持っていますよ。
実は、教員に必要なスキルと、Webライターに必要なスキルは共通点が多いんです。
たとえば、文章力や校正スキル。
普段の授業の中で分かりやす文章を意識しているはずですし、子どもの作文を添削することもあるでしょう。
時間管理能力、コミュニケーション力、学習力は教員に必須のスキルですよね。
逆に、教員はビジネスやお金のスキルに欠けています。(実際、私もそうでした)
Webライターを始めることで、SEOやマーケティング、数値をもとに分析するスキルを身につけることができます。
ビジネス関連のスキルを身につけることで、あなたの市場価値は一気に高まります。
キャリアアップにもつながりますし、仕事の選択肢を増やすこともできますよ。
教員がWebライターになるデメリット
収入が不安定
Webライターとしての収入は不安定になりがちです。
フリーランスでの仕事が多く、仕事の量や報酬が一定でないからです。
そのため、収入が月ごとに大きく変わる可能性もあります。
実際、私のWebライターとしての収入は、多いときで16万円、少ない時で4万円でした…
収入面を考えると、専業Webライターより副業Webライターの方が圧倒的におすすめです。
ライターとしての仕事がなくなっても、本業である教員の給料が安定して入ってくるのは大きなメリットです!
事業が軌道に乗り、
教員としての勤務時間を使ってでも、記事を書いた方が稼げる!
となったときに、専業ライターという選択肢も考えてみるとよいでしょう。
仕事を自分で探す必要がある
Webライターは自分で仕事を探す必要があります。
実績のあるライターやSNSでバズった人であれば企業やメディアから声がかかることもありますが、初心者Webライターはそうはいきません。
最初のうちはクライアントを見つけるのはかなり大変ですし、競争の激しい市場で自分を売り込まなければなりません。
クライアント側も、初心者ライターよりプロライターに仕事を頼みたいと思っています。
初心者ライターは低単価案件を何件かこなして実績を作ってからでないと、求める条件の仕事を獲得するのは難しいです。
Webライターとして成功するためには、自分で積極的に仕事を探し、クライアントとの関係を築く努力をしていかなければなりません。
クライアントは顔の見えない相手ですが、仕事に対して、誠実に向き合う必要があります。
孤独感やモチベーションの維持が大変
Webライターは孤独感を感じることが多く、モチベーションの維持をするのが大変です。
Webライターは一人で仕事をすることが多いからです。
オフィスに通うことなく、自宅やカフェなどで一人で作業をするため、人との交流が少なくなってしまいます。
自分のペースで仕事ができるのはメリットですが、
逆に、
誰にも見られていないので、つい自分に甘くなってしまうこともあります。
私はこうしています
私は自分に甘々人間なので、誰にも見られないとつい、Yogiboに向かいたくなります。
そんな私が考えた対策としては、
- あえて納期を短くしてもらう
- ライター仲間や副業仲間とカフェに行く約束をする
です。
クライアントと納期の打ち合わせをするときに、あえて納期を短くしてもらうと、納期を意識して無理やりにでも早く仕事をこなすことができます。
クライアントからしても、早く納品してくれるライターは貴重なので、断られることはありません。
また、同じ目標をもった仲間を作ることも重要です。
ライターのコミュニティに入って、ライター仲間と会う約束をし、一緒に仕事をすればなまけることはありません。ライター仲間と話すことで新たな気づきが得られたり、別の仕事を紹介してもらえたりして、一石二鳥です。
孤独感やモチベーションの維持が難しいなどのデメリットも、しっかりと対策をすれば大丈夫ですよ!
教員がWebライターを始める7STEP
前提として、教員がWebライターなどの副業をする場合、やっていい副業とやってはいけない副業があります。
教員が副業をする条件は以下の通りです。
- 教育に関する仕事であること
- 教員の仕事に支障がないこと
- 任命権者(教育委員会)に許可をとって認められること
以上の条件を満たす場合のみ、副業が認められます。
では、教員がWebライターを始めるための具体的なステップを紹介します。
- 任命権者の許可をとる
- 作業環境を整える
- クラウドソーシングに登録する
- 案件を探し、応募する
- テストライティングを受ける
- 案件を受注し、執筆する
- 納品する
任命権者の許可をとる
教員が、Webライターなどの副業で収入を得るときは必ず任命権者の許可が必要です。
手続きが面倒だしバレなければいいか…
と、甘い考えで申請を怠ると、処罰の対象になる場合もありますので、必ず必要な手続きを済ませて堂々と副業しましょう。
教員の副業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。Webライターを始める前にぜひ読んでみてください。
作業環境を整える
最初にすることは、ライティングに必要な環境を整えることです。
必要なものは以下の3つです。
- PC
- Wi-Fiなどインターネット環境
- (あると便利)Googleアカウント
PCがないとだめ?
スマホで記事を書いてもいい?
スマホでも書けないことはないですが、PCがあった方が絶対にいいです!
私は通勤電車で立っているときはPCが使えないため、やむを得ずスマホで執筆することもあります。
その場合、スマホで書いた記事をPCに送って、まとめて編集する形をとっています。
常にPCを持ち歩き、ちょっとした空き時間や電車で座れたときなどはPCで執筆しています。
執筆した記事は、直接入稿を求められる場合もあれば、Googleドキュメントでの納品を求められる場合もあります。
クライアントからのライティングの指示書は、私の場合ほとんどGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートで渡されました。
クライアントとの文書のやりとりはGoogleのサービスを使うことが多いので、Googleアカウントを用意しておくとよいでしょう。無料で取得できますよ!
クラウドソーシングに登録する
作業環境を整えたら仕事を探していきましょう。
仕事を頼みたい人と仕事を受けたい人をマッチングするクラウドソーシングに登録します。
実績が出てくるとSNSなどで直接依頼がくることもありますが、初心者のうちはクラウドソーシングに登録して自分で仕事を探すのがメインになります。
以下の2つに登録すれば、ひとまずOK。
2つとも、大手のクラウドソーシングサービスなので、ライターの仕事もたくさんあります!
登録したらプロフィールを入力しましょう。
プロフィールにはどんなことを書けばいいの?
基本的には、評価の高いワーカーのプロフィールを参考にすればよいです。
職歴やスキル、趣味など、ライティングの仕事につながりそうなことは一通り書いておきましょう!
プロフィールはクライアントが必ず見るページなので、時間をかけて作りこんでおいてくださいね。内容によって仕事をもらえるかもらえないかも決まります!
案件を探し、応募する
クラウドソーシングサイト上で仕事を探していきましょう。
カテゴリーで検索ができるので「Webライター」のカテゴリーで絞り込み検索をすると効率よく仕事を探せますよ。
ここで、初心者ライターさんが分からない言葉が出てきます。
記事単価と文字単価
募集要項を見ると、主に以下の2通りの表現で、報酬が書いてあります。
- 1記事6000円(3000文字程度)
- 文字単価0.5円
1記事6000円は分かりやすいと思います。
「3000文字程度の記事を1記事納品したら6000円もらえる」という意味ですね。このような表現の仕方を「記事単価」と言います。
じゃあ、文字単価ってなに?
文字単価とは、1文字あたりの値段のことです。
文字単価0.5円で3000文字書いたら、0.5×3000=1500、つまり1500円もらえるというわけです。
同じ文字数でも、文字単価が高い案件の方が稼げるってこと?
その通りです!
同じ3000文字書くにしても、
文字単価0.5円なら、0.5×3000=1500
文字単価2円なら、2×3000=6000
1500円と6000円!同じ文字数でもここまで違うんです!
初心者だから、文字単価低い案件しか受注できない?
初心者でも文字単価1円以上の案件をねらっていきましょう!できれば2円以上が理想!
文字単価1円未満の仕事は、クライアントの質が悪いことが多いです。
絶対やってはいけないのは、「初めてですが精一杯がんばります」など、初心者アピールをすること。
クライアントの立場に立ってみると、初心者より経験のある人に仕事を任せたいですよね。
さらに、初心者アピールをする人には、悪質クライアントが集まりやすいです。
ちょっとハッタリでもいいので、自分は仕事ができる、自分の経験を活かして記事が書けるということをアピールしていきましょう!
信頼できるクライアントかどうかは、クラウドソーシングの評価をチェックしてみましょう。
逆に、仕事を受けたら自分も同じように評価されます。
評価は次の仕事の受注にもつながるので、一つひとつの仕事を丁寧に行い、高評価をもらえるようにしてくださいね!
低単価案件と高単価案件
せっかく受注するなら、高単価案件の仕事をやりたいですよね。
専門性があるジャンルが、高単価であることが多いです。
具体的にはどんなジャンル?
そもそも教育のジャンルは高単価ですが、金融や医療ジャンルもかなり高単価です。
教員であれば、もちろん教育ジャンルをねらって仕事をとっていく方がよいのですが、実際クラウドソーシングで探してみると、教育ジャンルの案件って、あまりないんですよね。
ですので、案件数が多い金融や医療ジャンルをねらう作戦も考えた方がよいと思いますが…
医療ジャンルの記事って、教員には書けませんよね。医師や看護師、薬剤師などの医療関係者でない限り、医療ジャンルの記事を書くのは難しいです。
じゃあ金融ジャンルは?やっぱり銀行員やファイナンシャルプランナーでないと難しい?
いや、実はそんなことはなく、教員でも金融ジャンルの記事を書くことは可能です!
もし、投資(FX・仮想通貨・不動産など)やポイ活をやっているのであれば、その経験をもとに記事が書けますし、「教員のお金節約術」として書くのであれば、教員の副業規定もクリアできます!
自信がない人は、こちらの講座をのぞいてみてください。
金融ジャンルは高単価案件が多く、金融特化ライターになれば文字単価が高い案件をバンバン受注できます!
講師は、文字単価の平均が10円の現役金融特化ライターさん。30本以上の動画教材もありますし、無期限で質問もし放題!
金融特化ライターとしてキャリアを積み上げたい人におすすめの講座です!
\ 高単価の金融ジャンルライターに挑戦するなら /
Xで仕事を探すのもおすすめ!
XにもWebライターの求人があります。
私の感覚ですが、クラウドソーシングより高単価案件が転がっている印象です。
#ライター募集 で検索してみてくださいね。
テストライティングを受ける
案件によっては、受注の前にテストライティングを受ける場合もあります。
テストなので、定価より安い値段が設定されていることが多いです。
テストライティングの結果、不合格になることもありますが、落ち込むことはないですよ。
初心者なのでスキル不足なのは当たり前ですし、今回の結果を分析したり、より分かりやすい文章を書く勉強をすれば、スキルがどんどん上がっていきます!
スキルが一定のレベルに達するまでは、テストライティングが必要ない案件を受注して実力をみがいてくださいね!
初心者のうちはテストライティングが必要ない案件だけ応募しよう!
テストライティングが必要ない案件にしぼるのは、ちょっと危険です。
テストライティング不要の案件は、いわば「誰にでも任せられる仕事」であり、低単価案件が多い印象です(もちろん例外もありますが)。
最初のうちはよいのですが、仕事を受けるける以上、少しずつプロになっていく努力をしましょう!
ここで一つ、ポイントをお伝えします!
ポートフォリオとは、Webライターの名刺代わりのようなもので、あなたの得意分野や、今までどんなメディアで執筆してきたのか、どのような案件を受注してきたのかをまとめた提案資料のことです。
Webライターとして仕事を受けるためには、執筆の実績をアピールすることが大切なので、どんなに小さな仕事でも、受注したら実績としてポートフォリオにまとめておきましょう。
案件の受注率が変わりますよ!
案件を受注し、執筆する
テストライティングに合格したら、いよいよ本格的に執筆を始めます。
クライアントから指示書や執筆時のマニュアルが提示されますので、指示書やマニュアルに沿って執筆しましょう。
ネット上の記事を参考にするのはよいのですが、コピペは絶対やめてくださいね!
コピペチェックツールもあり、コピペかどうかはすぐに分かってしまいます。
文章の質で継続受注できるか決まるので、しっかり丁寧に書いていきましょう。
また、納期は絶対に守りましょう!
納期は仕事を受ける段階でクライアントから指示されますが、どうしても間に合わないようならクライアントに相談しましょう。
納品する
記事が書けたら、納品です。
以下の点を少なくとも3回は確認してから納品します。
- 誤字脱字はないか
- 推こう(もう一度読み直し、表現のおかしさがないか確認)
- 指示書通り執筆できているか
納品した後、リライト(手直し)を求められることもあります。
指示にしたがい、最後まで気を抜かずに完了させてくださいね。
教員×Webライターの働き方
仕事のやり方
教員であるあなたがWebライターを始める場合、教員を続けながらWebライターの仕事を少しずつ受注するという流れが絶対におすすめです!
くれぐれも最初から専業Webライターになろうと考えないでくださいね!
作業時間
すでにお話しした通り、教員の副業は本業に支障がない範囲で行わなければなりません。
つまり、作業時間として使えるのは、勤務時間以外の時間です。
私は小学校の教員を10年間やっていたので分かります。教員って、平日全く自分の時間取れないですよね!
朝は早いし夜は遅い。たまに早く帰れたとしても、疲れ果ててすぐ寝てしまう。そんな毎日です。
そのため、Webライターとして記事執筆できる時間は主に土日祝日になるでしょう。
書く内容
教員の副業は、教育に関する内容であることが条件です。
そのため、教員×Webライターで仕事をする場合、書く内容(ジャンル)は「教育」「子育て」「私立受験対策」「面接対策」などに限られます。
これらのジャンルなら、専門性を活かした記事を書けますし、専門性が高い分高単価の案件を受注できますよ。
Webライター仲間をつくろう
長くWebライターを続けるためには、ライター仲間をつくっておくのがおすすめです。
Webライターの仕事は孤独との戦いだからです。
さらに、教員は普段めちゃくちゃ忙しいので、少し空き時間ができても「寝たい」「休みたい」と思ってしまうのではないでしょうか。
私もそうでしたが、記事を書き続けることが何より大変。でも、仲間がいれば一緒にがんばれますよね。
とはいえ、リアルでの仲間探しは難しいです。だから、Xで同じようにがんばっている仲間を探しましょう!
何回かコメントやDMをしていくうちに自然と仲間意識が芽生えるものです。
私も、Xで「今日も朝からカフェで作業してます!」などとポストすると、何人かのフォロワーさんからコメントがきます。
他業種の友達ができた感覚で、楽しんで仕事を続けられますよ!
まとめ
- 教員の副業としてWebライターがおすすめ
- 初めから専業Webライターは危険!副業ライターから始めよう
- 作業時間を確保するためには工夫が必要
教員として得た知識やスキルを使えば、Webライターデビューは十分に可能です!
無料個別相談も受け付けていますので、XのDMからぜひご連絡くださいね!